少し他テーマの記事で間が空きましたが、
「黒猫追悼記」の続きです。
前回の記事です。
チビの弟妹猫？
２０１２年夏に子猫を無事里子に出し
避妊手術をすでに終えていたチビのやせた体は
みるみる丸いフォルムに(・ω・)。
この時点でうちで面倒を見ているのはチビだけでした。
その当時チビは勝手口(外)でエサを食べるのが常でした。
猫は犬と違って出されたエサを
よほどおなかがすいていない限り完食しません。
「おなか一杯！でも残しておくと、
(仲間内の)ほかのやつらに食べられてしまうから、
腹いっぱいでも無理やり詰め込むぞ。」
と、いうのが集団生活を主とするイヌあるいはイヌ科の動物ですが、
単独生活が主のネコおよびネコ科の動物は、
「おなか一杯！今度いつエサが手に入るかわからないから残しておこうっと。」
となります。
それが人間から餌をもらうようになった猫にも残っているのです。
チビも同じように出されたエサを残し、
そのおこぼれをもらおうとする猫が後を絶ちませんでした。
さっさと残ったエサを撤収すればいいのだけど、
朝やらなきゃならない家事がいろいろあるとつい忘れてしまう('◇')ゞ、
だから家の中で食べてほしいんだけど
三つ子の魂百までもって、猫にも当てはまるようで。
そんな状態がしばらく続いていましたが、
２０１３年、子猫としては大きいけれど、
成猫とはまだ言えないくらい大きさの二匹の猫が(*‘ω‘ *)？
今までだったら他猫がやってきても一見さんみたいな感じで
いつの間にか来なくなってしまうのですが、
その子たちは庭に居ついてしまいました。
二匹が来た当初より少し経って成猫になったころの写真です。
(やってきた当時の写真がないので…。)
ネコナベならぬネコンテナー(;^ω^)！
種をまいたばかり(まだ発芽していない) のコンテナーだったのに…。
少しわかりにくいかもしれませんが、
右端に別の黒猫がいます。チビです。
チビ一匹で写っている最初の写真と、
コンテナーの中にいる黒猫の写真を見て
別猫だとわかるでしょうか？
チビにクリソツな子が一匹
そして当たり前のようにうちの庭に居つき
チビも拒む態度を見せないこの子たちは誰？
ここからが私の考えですが、
猫たちの社会にも口コミによる情報交換なるものが
ぜったいあるよね( ｀ー´)ノ 断言）！
チビに似ているとはいえ
すでに避妊手術を終えたチビの子ではありえない、
だとすると…？
白猫かあさんか！（チビの母猫）
チビの後にもまた子供を産んで育て、その子たちが独立するときに
「困ったことがあったら〇〇(うちの庭)にお行き、
そこにはお前たちのお姉さんがいるからね。」
とでも言ったんじゃなかろうか？
ラグもどきのベル
白っぽい毛並みの猫の方ですがシャム？
わたしらが子供のころには
ペットショップで販売されている血統書付きのお高い猫と言えば
シャムとペルシャしかいませんでした。
そのせいか通常のノラニャンと違った毛並みの猫を見ると
どうしてもその二つに分類してしまいます。
でも、シャムにしては顔が少し丸いかな？
あと最近知った品種ですが、
ラグドールというのにも似ているかな？
少しモフモフ感が足りませんが…。
以前うちにいたモップといい、
もし彼らが本当に白猫かあさんの子たちなら、
白猫かあさんっていったいどこで
どういう風にお相手を見つけているのだろう？
という疑問はさておき、
上品な毛並みと青い瞳のこの子はベルと呼ぶことにしました。
ディズニー映画「美女と野獣」の美女からきています。
二つの半月ツッキー
「不吉」といわれる黒猫でも
イメージアップに貢献してくれる存在もあるということを
前回の記事で書きました。
それだけではなく地域によっては
黒猫は夜でも見通しがきくという意味で
縁起の良いものとされているところもあったのです。
確かに黒猫って、夜でも目だけが金色に光って
その様子は夜空に半月が二つ浮かんでいるかのよう。
くりそつなチビと新参の黒猫ですが、
写真では表現できないのですがよく観察すると、
瞳の色がチビはレモンイエローぽく、
新しく来た子はそれよりも濃い山吹色をしているのです。
濃厚な色合いのお月様の目を持った子なので
ツッキーと名付けました。
次回の記事はこちら('ω')ノ。
