うちの豆柴のメイは三回、ユズは二回、
出産を経験しております。
今回の記事はその経験をもとに犬の妊娠と出産に関するものです。
発情と交配
まず出産のための交配ですが、
犬は普通年に二回、春と秋に発情します。
初めての発情は一歳になる前に来ることが多いのですが、
それはスルーし二回目以降の発情の時に交配した方がよいのです。
犬の出産に最も適した年齢は2~5歳くらいで、
これを人間の年齢に当てはめるとだいたいですが、
- 1歳 ⇒ 18歳
- 2歳 ⇒ 24歳
- 3歳 ⇒ 28歳
- 4歳 ⇒ 32歳
- 5歳 ⇒ 36歳
こんな感じで人間の出産可能年齢とほぼ同じですね。
メイの場合、連れて行っても拒絶反応が強く、
「どうもこの子は自分のことを犬だと思ってないんじゃないか」
なんてブリーダーさんに言われました。
確かにメイの小さい時、近所で一緒に遊ぶ犬がおらず(猫ならいたけど)
ほかの犬に対する警戒感が強かったようで、
初めて交配が成功したのは3歳の時でした。
まだ中犬だったころのメイ、今より細く顔が長い。
妊娠前期
犬の妊娠は平均で60日前後、
妊娠前期の30日間は見た目にはそれほど変化は見られません。
しかし犬によっては今まで食べていた餌を食べなくなるなど
つわりのような兆候を見せることもあります。
いつもならあっという間に完食なのに残ってるのよね💦
妊娠しているかどうか確実に知るためには
交配して1か月後にエコー(超音波)検査を受けるとわかります。
妊娠している場合、画像では、
すでに胚のようなものができていてそれが脈打っているのが見えます。
私見ですが、なんか蛙か魚が孵化する前のような形をしてました。
妊娠後期
交配から30日を過ぎたころから見た目にもぽっちゃりし、
お乳がはるなどの変化がみられる子もいます。
メイの場合も何も言ってなかったのに、
それで犬をよく知っている人にはばれました('◇')ゞ。
このころから栄養を多めに与え、
ストレスをかけないよう気を付けなければならないでしょう。
出産予定日の一週間くらい前に改めて獣医さんで
レントゲンを撮ってもらい、生まれる頭数などを確認します。
画像を見ると子犬の頭蓋骨やら背骨などはっきり映っているのですね。
ああ、ほんとうにいるんだ(・。・)! って実感します。
その映っている頭蓋骨と骨盤の大きさを見比べて
自然分娩が可能か?そういうのも判断してもらうのですね。
うちの豆柴は体型的に自然分娩でOKなのだけど
体が小さすぎる(チワワ)とか、
体の割に頭が大きすぎる(パグ)とか
犬種によっては帝王切開になってしまうものもあるのです。
出産当日
出産の予定日はあくまで目安です。
しかもいつ陣痛が始まるかはわかりません。
メイは初産では休日の昼間、二回目はたしか早朝の5時ごろでした。
予定日近くなると外につながずケージで過ごさせます。
そしてその時が来ると急に落ち着きがなくなり、
ケージの中をうろうろと歩き回り、
キューンキューンと甘えたような声で鳴いたりもしました。
そしてしばらくすると、
今までに聞いたことのないようなものすごい声で鳴いたかと思えば、
後ろ足の間から子犬がスルリ💦 一匹目の出産です ε-(´∀`*)ホッ。
その後、30分~1時間の間をあけて二匹目、三匹目と、
そのときは、えっ?いつ出たの( ゚Д゚)?って感じで生まれてきますね。
これはどの出産でもおなじでした。
メイの初産の時は特にこっちも初めての経験だったし、
メイはめったに吠える子でもないので
一匹目を生む前の声にはもうびっくりしました(*´Д`)。
多分だけど一匹目の子が産道を通るのはやはりとてつもなく痛い、
(それでとんでもなく大きな声で叫ぶ(吠える))
でも二匹目以降はすでに産道が開いた後なのでスルッと☆彡。
生まれたばかりの子は羊水に浸っていたので濡れています。
こんな感じ('ω')ノ。
左がメイの一回目の出産のときの子で、
右側がユズの生まれたばかりの画像です。
それをタオルで拭いてあげ数時間したらモフモフになってきますね。
こちらはメイの二回目の出産のときの子。
左が生まれてすぐ、右がその後ある程度乾いてきたときの画像です。
そしてメイ母さん、落ち着いて授乳。
本日はこれまで、ではでは<(_ _)>。