1月も20日を過ぎるとだいぶお正月気分も抜けましたが、
今年は十二支の最初の年、子年なのですね。
今回は東西の占いについてつらつらお話していきましょう。
東洋の占い(四柱推命、陰陽道ほか)
何年生まれで表現される十二支は
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
(ねうしとらうたつみうまひつじさるとりいぬい)
で表現され、十干は
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
(こうおつへいていぼきこうしんじんき)
であらわされます。
この二つの組み合わせで四柱推命や紫微斗数の占いがなされます。
西洋占星術
西洋占星術は黄道と呼ばれる太陽を通るルート上にある十二の星座と
太陽を含む太陽系の十個の天体がどの星座に位置し、
他の天体とどのような角度をとるかで基本占われます。
十二星座は以下の通り
牡羊・牡牛・双子・蟹・獅子・乙女・天秤・蠍・射手・山羊・水瓶・魚
そして巷で言われている何座生まれというのは、
太陽が位置している星座のことを言うのです。
(太陽は一年で一周するので季節によってどこの星座にあるかが決まっているのです)
そして太陽のほかに使われる主な天体は
太陽を含め十個あります。
他に小惑星を使ったりする占いや、
特殊な計算式を使ったりする占いもありますが、
基本的な構造はそうなっております。
数の神秘
う~む、東洋と西洋の占いですが、
まったく違う形態をしていながらも、
10と12のモノの組み合わせで
何通りもの結果を出していくところにおいて共通しているあたり、
古代インドの「チャトランガ」という戦争ゲームが
東洋では将棋、西洋ではチェスに発展したところをほうふつとさせます。
思うに10や12という数字は非常に便利なのですね。
12という数字の約数(割り切れる数)は2,3,4,6
12個ある項目をそれらに分けて分類することができます、
例えば西洋占星術では十二個ある星座は
男性星座(能動的)と女性星座(受動的)に分けられており、また、
活動宮・不動宮・柔軟宮の三種にも分けられており、さらに
火・土・風・水と、何やらロールプレイングゲームで見たような
エレメンツにも分けられております。
10という数字の約数は2と5、
12に比べると少ないですが現在の数字は十進法で表現されています
キリのいい数字なのですね。
この2と5の数字であらわされた陰陽五行、
陰と陽、そして木・火・土・金・水という自然界におけるものを五つに分類し、
それの組み合わせで占うのが東洋における様々な占術の基礎となっております。
今回の記事はネズミ(子)という十二支の最初の年にちなんで書きました。
基礎の基礎しか書いていませんが、
さらに詳しいことは、もし需要がありましたなら('◇')ゞ…、
わたしは主に西洋占星術の方がそれに付随するギリシャ神話も含めて
いろいろしっているので機会があればまたお話いたします。
☆本日の癒し~占いたくても占えないヤツ~☆
ボクは自分の誕生日をしらないニャ!