このブログではヘッダ画像を月ごとに変えております。
今回は1月から4月までの画像とお花の解説を紹介いたします
1月【夢椿】
1月は椿です。「夢」という名の品種。
椿は光沢のある分厚い葉っぱがあることから「艶+葉+木(つや・ば・き)」が変化して「つばき」
英語名 Camellia (カメリア)。
学名 Camellia japonica(カメリアジャポニカ)。
実は日本原産なのですね(*^^*)。
中国では「山茶」と書かれたりするのですが、日本では椿とは別に、さざんかが「山茶花」と書かれますね。
椿と山茶花の見分け方
3の観点からでも椿か山茶花を見分けられるのは、そうとう詳しい人である言われております。
2月【ビオラ】
英語名でスミレはバイオレット(Violet)ですから語源的には一緒ですね。
アニメ『ワンピース』ではヴィオラという王女様が、父王がドフラミンゴに陥れられた後、父王を助けるために彼らの仲間になり、ヴァイオレットと名前を変えていましたね。
(話がそれすぎか(;^ω^)…。)
園芸的にはパンジーの小型の花がビオラと呼ばれていて、その区別は割とあいまいなそうです。
うちでは風が強く花が傷みやすいので、春のスミレ科の園芸品種といえば、パンジーではなく傷みが目立たない小ぶりのビオラの方ばかり植えております。
3月【菜花】
観賞用ではなく食べるために植えていたものです。
「菜の花」と「菜花」の違いとはなんぞや?というと、菜の花はアブラナ科アブラナ属の花の総称、菜花はアブラナ属の花を食用とするものの総称です。
えっ、そうだったの( ゚Д゚)?
だってアブラナ科アブラナ属、つまり菜の花の仲間である野菜って
そのほか、地域によって独自の品種がそれぞれありますね。
例えば長野の野沢菜はとある僧侶が大阪にある「天王寺蕪」という品種のカブの種を信州長野に持ち帰り育てたところ根っこの部分のカブはあまり育たず、葉っぱだけが大きくなりそれが野沢菜になったのです。
熊本ではカラシナの一種「高菜」が特産になっております。
これらもふくめてアブラナ属の野菜は花が咲くとたしかに黄色い菜の花ですが、カリフラワーやブロッコリーって…?
確か定義では「菜花」とはアブラナ属の花を食用とするものの総称です。
でも、これらを「菜花」とよぶのはちょっとイメージが(;^ω^)…。
4月【桜と菜の花】
菜の花に関しては三月の画像で説明し、桜に関しても過去にこちらの記事で説明したことがあります('ω')ノ。
なので、植物そのものの学術的なお話などはここでは無しで、個人的な好みによる選択ですが桜にまつわる歌をどうぞ('ω')ノ
世の中にたえてさくらのなかりせば春のこころはのどけからまし
(在原業平)
今は「世の中にたえてコロナのなかりせば」となっておりますが…。
ひさかたの光のどけき春の日にしず心なく花の散るらむ
(紀友則)
「ひさかたのコロナどけよと春の日に花見もできず花の散るらむ」
(美捨)
に、今はなっておりますな。
これは「パクリ」じゃなく「本歌取り」といって
古歌の語句や趣向を取り入れて新しい歌を作るやり方です。
ではでは(^^♪。
☆本日の癒し~僕が出ないとおさまらないでしょ~☆
こちらも現在の我が家の庭の様子。
マオさん、出演しなきゃ気が済まなかったようです。