8月8日は世界猫の日。
世界的な動物愛護団体国際動物福祉基金(IFAW)が、2002年に8月8日を猫の日に決めました。
理由は明らかになっておりません。
なんにせよめでたい\(^o^)/!
ということで久々ににゃんこの創作記事です。
猫にとってはレースのカーテンのごとき
人間にとって生者と死者、あるいは、こちらの世界とあちらの世界の間がコンクリート壁のごとき厚みで隔てられていると例えるなら、猫にとってその隔たりはレースのカーテンのごときもの。
そう、あちらの世界の魂との交流が容易になされ、その魂の一部を宿してしまうこともあるでしょう。
もしもマオがシーザーだったら
シーザー?犬の食い物に興味はないにゃ(マオ) 。
君が言っているのはマースジャパン社のドックフードのことでしょ。
ここで言っているのは古代史の英雄ジュリアス・シーザーのことです。
マオがシーザーに、いやシーザーがマオになったらさてさてどうなるでしょう?


シーザー・マオは自分の下僕が所有する猫の額ほどの庭のみを自分の領土とするには野心がありすぎた。
グングン・グングン、従来あった縄張りの外に侵攻し、そして出会ったボス猫に喧嘩を挑んでは勝利していった。
「来た、見た、勝った\(^o^)/!」
遥か遠方の地まで領土して組み込み、そこで出会った絶世の美猫クレオパトニャや、彼女との間に生まれた子を含む、手下となった多くのにゃんを引き連れて下僕所有の庭へと凱旋した。
しかしその膨大な数のにゃんに驚いた下僕は
「こんなに面倒みきれるわけないだろ!」
となりシーザ・マオを含むにゃんたちを追い出した。
こいつなら絶対に大丈夫だろう、と、思っていた下僕の裏切り。
シーザー・マオは最期の瞬間つぶやいた。
「美捨よ、おまえもか…。」
もしもマオがナポレオンだったら
さてさてお次の歴史的人物はナポレオン・ボナパルト。
「革命が我が国に飛び火しては困る」
ということでフランスは四面楚歌。
それら諸外国との戦争に勝ちまくり欧州全土を征服し、皇帝に昇りつめたのがナポレオン・ボナパルトです。
英雄ナポレオンを宿したマオには重大な体の変化が起こっていた。
猫の一日の平均睡眠時間は16時間。
それが3時間で済むようになってしまったのだ。
すると何が起こるのか?
今までは1日の3分の2(約66%)を寝て過ごしていたのが、8分の1(12.5%)で済むようになり残りの時間はずっと起きて下僕を使い倒していた。
「僕とあぞぶニャ」「ご飯を食べるニャ」「なでなでするニャ」
猫は気まぐれで人間たる下僕を振り回す。
しかし1日のほとんどを寝て過ごすのも猫であるからして、その間下僕もほっと息をつけるが、1日20時間以上猫に使役されるとなるとブラック企業さながらである。
特に激しいのがちゅ~るに対する要求で
「わが辞書に”チュ~ルストックゼロ”の文字はない!」
いや、偉そうに言うけど補充しているのは下僕でしょ(-_-;)…。
3時間おきの授乳ならぬ授ちゅ~るで下僕はくたくた。
人間の乳幼児ならいずれ成長し手がかからなくなるようにもなるだろうが、猫は死ぬまでこのままである(;一_一)…。
下僕はついに音を上げた、そして、わがままを封じるため「島流し」ならぬ「ケージ流し」の刑に処し、ナポレオン・マオはその後、生涯外の世界に出ることはかなわなかった。
あとがき
どっちもバッドエンドやがな(ノД`)・゜・。
英雄って「勤勉」そうな人が多いですからね。
猫に宿るとミスマッチなことこの上ないです。
マオがマオでよかったですニャ(;^ω^)…。
間違っても”織田のぶにゃが”とか宿さないでくださいね。
「鳴かぬならコロしてしまえアブラゼミ」とか💦
鳴いても鳴かなくても狩りはするにゃ(マオ)
マオ、第六天魔王を凌駕…。
歴女のおふざけ記事いかがでしたでしょうか?
ではまた(^^♪