前回はメイが子宮蓄膿症で緊急手術を受け、それが無事終了したところまでお話ししました。
面会に行ったら…
9月23日は病名診断から手術の決定。
そしてそれの終了の連絡を電話で受ける、と、怒涛のごとく過ぎ去り、人間の入院患者と同じく面会もOKとのことなので、金曜日に会いに行きました。
(今はコロナのせいで人間の方が入院中面会お断りなんだよね。)
「好きなだけいていいですよ」と言われ、患畜たちが入れられているケージの部屋に通されると、メイ、ギャン鳴き!
なんといいましょうか?
キュ~ンという甘え鳴きと絶叫を足して二で割ったような…。
今置かれている自分の状況がストレスフルなんでしょうね。
横にも頭の上のケージにも知らないワンコやニャンコがいます。
だから、はやく連れて帰ってよってか。
それから、頭につけられているうっとおしいヤツ、エリザベスカラーのことですが、それをとってよ、とか、訴えたいことがいっぱいあるのでしょうね。
すまん、今日は会いに来ただけだから…。
ある程度様子を見て部屋を出ようとすると、さらに鳴き声がヒートアップ(>_<)!
メイとしてはつれて帰ってくれると思っていたのに……。
なんかあそこまで騒がれて、自分は「捨てられた」とでも勘違いされているのか?
来ない方がよかったかな(;一_一)、あと一日の辛抱だったんだし…、と思ってしまいました。
術後の様態
翌日の土曜日、再び獣医さんのところにメイを迎えに行きました。
獣医さんの話によると手術が終わってからは、食事もがっつり食べて回復も順調とのことでした。
それから摘出した臓器もみせてもらいました。
ネットでも「閲覧注意」と言いたくなるような患部の写真が多数アップされていますが、私たちが見た実物は例えるなら、
ドイツの白ソーセージがさらにパンパンに膨らんでかつ生々しい状態でした。
( 好きな人すいませんm(__)m💦)
ネットで「子宮蓄膿症」を検索すると、病状が進行していた場合、手術で患部を取り除いても、膿や最近が出す毒素で多臓器不全などの状態になることもあるし、縫ったあとが開いて出血という経験談も出ていました。
メイの場合、そこまで深刻な事例ではなく、散歩に連れて行ってもOK。
抜糸が終わってないのでエリザベスカラーは外せないけど、それ以外はもう普通でいいとのことでした。
実はエリザベスカラーデビューだったメイ。
病院を出て元気になって速足で歩くメイ、帰りの車ではエリザベスカラーのせいでキャリーケースに入らなかったので、助手席の私がメイを抱いて抑えることに…、
けっこう必死でした💦。
助手席で暴れられ運転手(旦那)に何かしたら、二人と一匹、別の意味で命にかかわりますから(;゚Д゚)💦。
まあ、何とか帰り着いて、「今日はおとなしくしていようね」と家のケージに入れたのですが、メイそれでも病院にいた時と同じようにギャン泣き…。
鳴きやまないので外に出して、いつものようにつないだらやっと平常通りになりました。
エリザベスカラーの日々
先ほども書きましたが、メイだけでなくわたくしたち飼い主もペットにエリザベスカラーをつけさせたのは初めてでした。
いろいろと新しい発見がありましたね。
メイがいつもの調子で動くとエリザベスカラーのふちがガツン(>_<)!
散歩のときには犬はよく地面をかぐけどその時に下の縁がガツン!
そしてそのあとにすくうように顔を上げるそのさまはまるでショベルカー。
あと段差がカラーに隠れて見えないのか、特に玄関のステップなどで、降りるのはいいのだけど昇るのができなくて、いつも私が抱えて上に上げていました。
あとケージに入るときも、目測誤って横の縁がガツン(>_<)!
食事中のメイです。
普段はえさを出したら私はすぐに離れるのだけど、食べにくそうなので、場合によっては手を添えたり、いろいろしながら見守り。
それにしても今までは当たり前だった「完食」がこれほどうれしいとは。
もういっちょ、ケージ内でのメイ。
現在の状態
一週間後、抜糸のため再び獣医さんを訪れ、手術の後はちゃんとくっついており、元気な様子から、何も心配は知らないでしょう、とのお墨付きをいただきました!
皆様にも気にかけていただき、多数の心配コメントありがとうございました。
ただ、病気は完治したけど手術やその後の点滴のため、お腹や脚に大きなパゲができており、これが「完治」するのにはけっこう時間がかかるでしょうね(;^ω^)…。