第一部最終話はこちら👇
白にゃんこたちが虹の橋のたもとに来るまでの
いきさつを書いてから少し中休みし
別の記事を書いておりました。
子猫たちをいつまで死んだままにしておくつもりだ?
いや、第二部で生き返るわけでもないんですけどね。
ではでは('ω')ノ。
突然の来訪者
うつしよでの命が尽きうつしみを脱いだ
犬や猫たちは虹の橋のたもとの草原にやってきます。
そこは時々人間も訪れ草原にいる
彼らにとって「特別な」存在の犬や猫をつれ
一緒に虹の橋を渡って去っていきますが
時々変わり種のような存在が訪れます。
やってきたのは成人男性でした。
犬や猫たちは彼を遠巻きにして見ていました。
しかしいつまでたっても、
彼にかけよってくる動物はいません。
猫博士と犬賢者が前脚を使い、
スマホに似た機器を使いデーターを照合していました。
そして人間に近づき、
「お前さんの相手はまだうつしよにおるようじゃな。」
猫博士が言いました。
猫、そして犬が自分たち人間と同じく
二歩足であるき言葉をしゃべっていることに
人間の男性は驚いたようですが、
彼らに自分の状況を尋ねなければ始まらないので、
すぐ気を取り直しこの現状を理解しようと努力しました。
「あなたはあなたがいた『国』の人間にしては、この世界に来るのが少々早かったようですな。人間とわたくしたち犬や猫たちの寿命を考えると、普通はわれらが種族のほうが早くこっちに来て待っているのですが…。」
犬賢者がさらに詳しく説明を始めます。
人間は周囲を見回しました。
たくさんの犬や猫、
注意してみるとうさぎやねずみなどの小動物もいます。
「ここはどこですか?」
人間は二匹に聞きました。
「虹の橋のたもとじゃ、聞いたことないかな?」
猫博士が答えました。
「死んだ動物のたましいが集うところです。その中でも人間にかわいがられたペットは、飼い主が死んだときここを訪ねてくださり、一緒に虹の橋を渡って天国に行くのですよ。」
犬賢者がさらに詳しい説明をしました。
人間は一生懸命状況を飲み込もうとするが、
突然の出来事にまだきょとんとした顔をしています。
「時々来るんじゃな、こういうイレギュラーな奴が。」
猫博士がつぶやきました。
次回の話はこちら👇
☆作者あとがき☆
誰も待ってなかったかもしれませんが
第二部始まりです。
「人間」の登場です。
設定的に成人男性という以外何も決めていません。
少々来るのが早いと言われてるので高齢者ではないですが、
まだ二十代の青年か?それとも中高年か?
独身なのか?既婚なのか?
イケメンなのか?ブ〇メンなのか?
そのどっちでもないのか?
背は高いのか?低いのか?
太っているのか?痩せているのか?
それとも標準なのか?
好きなように想像してください。
作者自身は何も設定しておりません。
なぜなら犬や猫にとってそれは重要なことではないからです。
☆おまけ~ハロウインのおさそい~☆
マオ爆睡中にジャックオーランタンの群れ。
ねこ森町に行きたいな。