「仏作って魂入れず」ということわざがあります。
言っては悪いけど東京五輪について、これほどその言葉がぴったりくるとは!
あきれるとか、悲しいとか通り越してなんの感慨も起きなくなりました。
現在小山田圭吾という五輪音楽担当の人物の過去のいじめが批判を浴びて、開会式まで残り5日となっていますが、彼を五輪にかかわらせることへの抗議が止まりません。
虐めの内容については張っているツイッター記事を参考。
明るみになった経緯については、90年代にとある音楽雑誌にて、それを自慢げに語っていたのですね。
その件にかんしてこちらの記事に大まかにまとめられています。
#小山田圭吾
— ロールパンナ (非公式) (@postsanpo) 2021年7月16日
いじめの内容ネットで貼られてたけど、もし事実ならオリンピックに関わるのを止めて欲しいわ
20年前で炎上するの三回目だって言うけど
三回も炎上するくらいヤバい事案だって気付いて欲しいわ pic.twitter.com/MC3uPs4CpU
昨日この批判に対して組織委員会の武藤事務総長は
「(小山田氏のいじめの件について)知らなかった。」
いや雑誌に掲載されたの90年代だよ。
昨日今日明るみになった話じゃないんだよ。
国民の税金も投入される巨大イベントに、オリパラの根幹にかかわる精神に抵触するような人物を関わらせるっていったいどういう了見なんですか?
一部の記事には小山田氏が語った時代の背景だの何だのと擁護する声もありました。
でも言っちゃあ悪いけど、90年代でもあそこまでひどい「いじめ」を容認する価値観など存在しないよ。
そもそもこの小山田という方、どうも私たちの年代が若いころに活躍されていたようですが、それでも、誰???と思いましたよ。
鬼畜系のロックとかいうけど、それってめっちゃ特殊な趣味趣向だし、舞台の上だけ鬼畜ってことではなく、リアルでも鬼畜だったことを笑い話として語っている。
おそらく組織員会や電通側の趣味や、内部の人間関係だけで選んだ、それこそ、
税金投入される国際イベントの私物化でしょうが!
森喜朗氏の「女性蔑視発言」の時も、オリパラの精神に反するということで、結局辞任に追い込まれた件がちっとも教訓となっていなかったというわけですね。
まあ、もともとオリンピック精神なんて、今のIOCの金・金・金の姿勢が強まった段階で雲散霧消していたともいえるわけで、それがこのコロナ禍において、より明らかになったと言えるのですね。
もともと自分は東京五輪については、
「三丁目の夕日」の時代の夢よ再び!との妄想を抱いた、老〇連中の税金の無駄使い
という目で見ていたけど、それでもそれに夢をかけているアスリートはいるし、まあ、いいか(--〆)と、なまあたたかい目で見てました。
しかしここまで問題が次から次へと明らかになってくると、もしコロナ禍が起きずそのまま五輪が開催されていたら?
と、いうことに今さらながらぞっとしています。
そんな五輪でも一応夢をかけているアスリートはいるんだし、開催には反対してないし、それは変わりません。
しかし小山田氏はやめさせていただきたいですね。
彼の続投は五輪精神を汚すものです。
残り5日で調整がてんてこまいになってもそれは組織員会の自業自得でしょう。
苦しむのは現場の人間ということになる可能性が高いが、上層部の責任追及しっかりして、しんどい思いをするのは地道に働いている人だけってことにはならないでほしいです。
武藤氏をはじめ小山田氏を採用した人間たちはしっかり報いを受けてほしいです。
そして小山田氏のかかわった部分を削除した結果、出来上がったものが百点満点ではなく、世界に対して恥ずかしいと思えるほどおそまつになってもいいじゃないですか。
小山田氏を続投させる方が世界に向かってより恥さらしなのだから!
PS、取り急ぎまとめた記事なので、今回猫写真などありません、すいません<(_ _)>。