昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

勝手にスピンオフ ~マオ空白の四日間(前編)~

2013年生まれのマオは正確な誕生日はわからないが今年の秋で8歳。

人間でいうと四十代後半、立派なおっさんです。

 

そんなマオについて、小さい頃はワルかった!

と、いう記事をまとめたことがあります('ω')ノ。

mishablnc.hateblo.jp 

その中に四日間の無断外泊のエピソードがあります。

それが7年余りの時を経て

「実はこういうことだったのではないか⁈」

と、いう話が私の脳内に直接インスパイア―されました。

信じるも信じないもあなた次第です。

 

 

図られていたエンカウント

「もうすぐここを人間が通る、そうしたら大きな声で鳴くんだよ。ぼくたちは少し離れたところで見ているからね。」

 

NNN、通称、ねこねこネットワーク。

優良下僕の発掘と調査、そして猫とのコーディネイトを引き受ける組織。

 

そのエージェントが一匹の子猫に語りかける。

「その人間は猫とは違う動物を連れて歩いてくる、凶暴性はないから怖がらなくていいからね。」

母猫から引き離されていた子猫が頼れるのはこのエージェントしかいなかった。

 

勇気を出していくんだ!

 

エージェントが目を付けた人間は飼い犬の散歩の途中だったが、見つけた子猫を抱き上げ家に連れ帰った。

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里帰りでエンカウント

子猫は人間たる下僕によってマオと名付けられた。

その家には子猫以外にも複数の猫がいた。

それらの猫と同じように家の外にでようとすると、下僕が妨害し、夜はケージという檻の中に閉じ込められ、少々不自由な思いをしていた。

 

ある日のこと、隙を見つけてマオは外へと飛び出し、そしてトンネルを見つけそこをくぐった。

たどり着いたのはねこ森町であった。

 

子猫のマオがねこ森町のすべてを知っていたわけではない。

だが、そこに漂う空気のにおいで何となくわかった。

 

そして周囲を見渡すと、彼の面倒を見てくれていた懐かしいエージェント〇が歩いているではないか!

「〇さ~ん!、お久しぶりです!」

大きな声で呼びかけた。しかしエージェント〇は答えなかった。

「聞こえなかったのかな?」

マオはエージェント〇に近づこうと走り寄った。

エージェント〇は今しも異次元トンネルでどこかへ出かける途中だった。

マオは後先考えず、エージェント〇がくぐったトンネルに飛び込んでいったのだった。

 

衝撃的なエンカウント

エージェント〇の背中を確認しながらマオはトンネルをくぐった。

長いトンネルだった。

 

下僕の家からねこ森町へ行くのの何倍もの時間をかけ、マオはエージェント〇の背中を追った。

  

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そして長いトンネルと抜けたその先には、大きな窓には青く輝くちきう玉、そして宇宙空間があった。 

 

 ☆おまけ~最近のマオ~☆

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マオさんってば、一体どこへ行っていたのでしょうかね?

 

スピンオフですからNNNにかかわるエピソードをいかしたお話です。

続きはまた後日にて(^^♪。