昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

怒りの表明には瞬発力がいる、そして怒りのゲージの溜まり具合には個人差がある

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(いらすとやより)

 

 

怒りの時間差

一秒さんという漫画家の描かれた

『「怒り」を感じるまでに時間差がある女の子』

と、いう漫画が昨日ツイッターのトレンドに入っていました。

 

作者自身の体験を漫画化されたものです。

 

その場で嫌なことを言う人といっしょに笑っていたり、「えっ⁈」と思っていても、周囲の状況とかもろもろの要因でその感情を出しそこねてしまいます。

そして後で怒りや悔しさが湧いてくる、私もあるあるです。

 

あと、怒りの分量をコップの水に例える考え方があります。

一つ一つの怒りがだんだんコップにたまっていき、それがあふれた時に爆発する、爆発のきっかけになった最後の一滴だけがその人が感じている怒りであるとは限りません。

 

これらの件を踏まえて、自分がもやもやして今も怒りを感じている芸能ゴシップやネット漫画の話をいたしましょう。

 

芸能人たちのゴシップでのご都合主義な言い分

去年の暮れごろ、渡部健の多目的不倫にかかわるいくつかの記事ですが、芸能界には不祥事を起こした際の互助会でもあるのか?

彼らは批判者に対して同業者をかばう時は「不倫は個人の問題」と、言います。

渡部の件ではその同じ口で、週刊誌に情報漏らした相手の一般女性には「何度も誘いにのったくせに」と、非難していました。

 

でも、怒りのゲージがたまるのが遅い人だったら、次こそはって思っているうちにズルズルいくこともあるよね。

「個人の問題」で不倫して、そうこうしているうちに怒りが臨界点に来たんでしょ。

 

そういうこともあるんじゃないの。

 

メディアってとにかくダブスタにその場その場で、それっぽい耳触りの良い言葉を使うよね。中見透かすかだからすぐツッコめるけど。

 

ママスタ連載漫画でモヤッ…。

ママスタというサイトの漫画の記事です。

mishablnc.hateblo.jp

 

そしてつい最近のことですが、そのサイトの連載漫画『妻の飯がマズくて離婚したい』がテレビなどでも詳細され話題になっていました。

 

今回はこの話題の話の次に連載されていた『15万で姑に意地悪する義妹』の話です。

 

兄・姉・弟と三人兄弟で、主人公は姉。

弟夫婦に男児が誕生しました。

(兄には娘一人、姉には娘二人)

母は、早く会いたいわあ、と、姉と話す、しかし、弟嫁は母(嫁にとっては義母)にLINEでおむつとか買い物を頼むけど、商品を玄関においてくださいとLINEで伝え門前払い。

赤ちゃんの顔は一切見せず…。

 

コロナを理由に合わせられないと言われればお母さんはそれ以上何も言えず、それでも頼まれればお使いに行きます。

弟嫁は商品を玄関に置かせ自身も顔を出さない、買い物代金すら支払ってない可能性大、やらせていることはほとんどパシリ。

 

直接合わせられないならせめて写真でもという頼みも無視されました。

しかしある日弟嫁がインスタをしているのを知り、それによって毎週県外の嫁の実両親が訪れ、直接合わせていたことが判明、お母さんブチ切れ。

弟と弟嫁に今後は一切連絡するなと伝え、疎遠にする決意をしました。

 

そうなってしまうと今度は弟夫婦は兄に泣きつき、どうしてそんなことをしたのか驚愕の理由。

「出産祝いが15万だったんですよ」???

select.mamastar.jp

select.mamastar.jp

「私、田中家の跡取りを産んだんですよ?それが他の孫と同じって…、ひどいっ。」

(弟嫁)

「そうだよ!跡取りだぞ?他の孫たちと同じ扱いなんて納得いかないよなって」

(弟)

「だから、ちょっと意地悪な気持ちが働いちゃって、エヘッ。仲悪くなかったわけじゃないんです、だからお義兄さんが取り持ってくれませんか?」(弟嫁)

 

これには作中の人物のみならず読んでいる人も読んでいる人もドン引き、弟夫婦に大ブーイング!

15万というのも書き込みした人たちの意見をまとめると、相場よりかなり多いらしいし、孫差別をせず、決して出しゃばらず、しかし頼まれれば用事をこころよく引き受けてくれる義母に意地悪するって人としてどうよ?

絶縁推奨の意見が多数となっていました。

 

10話で事実を知ったお母さんが弟夫婦との疎遠を決意したとき、

母は怒りをため込む性格で、起こった時にはもう手遅れというタイプの人間です。

(ブラックお母さん久しぶりに見た…。)(主人公の姉の頭の中)

この言い方じゃ、怒りをためる性格だから「疎遠」なんてきつい対応できるんだよね。

みたいな展開にしようとしているんじゃないのか?

って思ってめっちゃイラッときました。

 

怒りをためるっていうのは、それ以前に自分の言い分や怒りを相手の状況や気持ちに応じてひっこめることをしてきたからこそだけどそれって悪いことなんでしょうかね?

 

そこに胡坐をかいた人間のふるまいこそ問題なのに、怒った相手の性格論を語ってしまっているのが非常にイヤな感じがしました。

 

怒りが臨界点に達したこの漫画のお母さんが「ブラックお母さん」なら、私が怒った時は「黒ミサ」になるな。

(あ、本名の一部をばらしちゃった💦)

ホンマに呪いの儀式でもやってやろうか!

(呪いの手法の知識だけなら結構あるぞ!)

 

この連載は描き方にいろいろ読者が引っかかる言葉の使い方があったりして不評だったようで今日になってあっさりと「疎遠」になっておしまい、と、打ち切りのような終わり方をしていました。

 

☆本日の癒し~ねこパンチ!~☆

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怒りの瞬発力、お手本級(。・ω・。)ノ♡。