今回は子供の頃に読んで???となった本の内容をお話いたします。
字がある程度読めるようになると、家にある活字は何でも手に取って読んでいました。
(いらすとやより)
それで内容だけ記憶に残っていて、その書籍が雑誌だったか?文庫だったか?
はたまたハードカバーの書籍だったか?
もちろん作者もタイトル名も覚えていません。
なにせ四十年ほど前の話ですから。
(多分人生の心得か何かを記した書物だとは思う)
内容だけはいまだに忘れずモヤッとしている話です。
A子さんは会社の中で上司がなぜか、他の人には怒らないことを自分に対してだけは怒ってくるのに、嫌気がさして考えた末、辞表を提出しました。
すると上司はがっかりしたような顔をして
「君はいつも素直に、はい、と答えるから怒りやすかったんだ。
最近の女子は怒るとすぎに不貞腐れる子が多いからね。
君に言っていると同時に他の人にも言い聞かせていたのだが…。」
A子さん、上司の本当の気持ちを知り、軽率に辞表を提出したのを後悔しました。
でも、後の祭り。
なんじゃ、こりゃぁ!
( `ー´)ノ、ふてくされるからね、っていうけど、ふてくされても指導するべきところは本人に指導しなきゃ!
そういう人が他人が怒られているのを見たってなおるわけないじゃん。
むしろ同じことをやっても自分は怒られない、ラッキー!
A子と違って私は要領いいのよね。って思うのが関の山。
┐(´д`)┌ヤレヤレ。
上司だってうすうすそれはわかっているよね。
それで反省しないでふてくされる女子社員がいたところである程度の年齢になれば寿退社してくれる時代だったし、会社に問題が起きるわけじゃないからOKだったのでしょう。
指導力にとぼしく他人に嫌われたくもないから反撃しそうにない者をターゲットにして見せしめにしてきたずるい上司の「本音」を察し、怒られ役に徹しないで退散したA子さんが愚かであるかのような人生指南!
上に立つ者(親、上司、教師などなど)の言うことをとにかく「素直」に受け止めるのが一番だ、というのがコンセプトだったような気がしますが、それを、
なんじゃ、こりゃぁ!
って、子ども心に思いました。
自分ってつくづく昭和生まれのくせに、昭和時代にはびこっていた価値観がきらいだったんだな。
生きづらい道を歩んできたことに涙がでる。
(´;ω;`)ウゥゥ。
上記の話を「素直に」受け入れない姿勢を示そうものなら、なんてガッカリな心性を持った子だろう!というふうに扱われるのは子供心に察していましたから…。
今だったら
パワハラで訴えたほうがいいんじゃない、この上司!
って意見の方が主流になります。
自分と同じ世代の人は「昔は○○だったのに」とか。
体罰OKとか。
セクハラパワハラOKとか。
芸能人の不倫OKとか。
さまざまなことで「今は…」と、ぐちぐちいうけど、私は今の時代の方が(何でもハラスメント等で片付けるのもよし悪しですが)いいです。
こんなお粗末な指導の仕方をパワハラという言葉を使おうが、あるいは別の言い方をしようが、
おかしいよ!
と、いえるようになっているというのは悪くない、と、思っております。
最後に怒っても言うことを聞かないいたずら小僧(。・ω・。)ノ♡
近所の人にいただいた手作りの七夕のミニチュアなんだけど、マオに眼をつけられたのでしまわざるを得なくなった(-_-;)…。
別の角度からも💦。
ではまた(^^♪。