ウーマンエキサイトという女性向けのサイトの中の漫画で、いま祖母が孫を差別するという話を連載しています。
今夜の21時には結末が観られるのですけどね…。
孫差別のク〇婆
長男-マイペースでインドア派、昆虫好き
次男-アクティブでスポーツ好き
祖母は虫好きな長男を気持ち悪いと言い、出かける時も長男だけはぶります。
おもちゃもお菓子も次男だけに買ってあげて、ランドセルも長男には冷淡に両親に買ってもらえと言い、次男だけ私が買ってあげるとちやほや。
それを知った息子夫婦が咎めると、
だーって、秋也(次男)の方がかわいいじゃない?愛想もいいし!
春樹(長男)のほうは私と一緒にいてもつまんなそうだし、何考えているかわからないし…、
春樹には春樹の良さがある、と,兄弟差別を息子が咎めても、
なんで私が怒られなきゃいけないの?愛想のない春樹が悪いんじゃない。
反省の色はなし、これは長男次男ともにもう会わせられない、と、息子夫婦が決め疎遠、と、いうのが妥当な決着かな?
他者に「愛想」を求める小心者
愛想っていう言葉を聞くと私自身イヤな記憶がよみがえってきますね。
「愛想がない」って言い方、親にも他人にもよくされましたので。
同サイトの別漫画では男尊女卑のはげしい義両親がいて、
「女は気が利いて愛想がよければいい」
みたいな言い方をされるストーリーもよく目にしました。
女が余計な学や智恵をつけるとめんどくさいかのような…。
社会に出てそういうことを言われたことはないけど、父親のいじりのなかに私自身の知識欲などをからかわれたりした経験はありましたね。
ここからが私見ですが、他人の愛想を必要以上に求める人って、自分に自信のない小心者が多いんじゃないでしょうかね。
人と接していると、その人の口調や表情で相手の気持ちとか忖度するときがあるし、愛想がいいと、とりあえず安心するところはあります。
でも、笑顔を見せず感情表現が乏しくても、慣れればそういう人だと思うだけです。
そしてそうでない人が時々そういう状態になったとしても、疲れているのかな?とか、何かあったのかな?とか思うだけです。
常に満面の笑みを浮かべている「明るい人」を求めて評価するなんて、要するに相手が自分に笑顔を向けていいこと言ってくれなければ、内心不安でしょうがないからでしょう。その不安に耐えられないからでしょう。
神であっても差別する方が悪い
兄弟差別の一番古い逸話は旧約聖書の中の「カインとアベル」の物語でしょう。
神がアベルの供物だけを喜んで、カインのに眼もくれず、カインはそれを妬んでアベルを殺してしまう、人類最初の「殺人者」の話です。
聖書の価値感に基づくと、カインが悪い、でも神の慈悲で許されて放浪するようになったとあるけど、いや、一番悪いの差別した「神」じゃね!と、今でも思います。
もっとも、兄弟差別なんてどこでも起こりうることで、それゆえに起きた兄弟間の心理の描写という点でみると、その鋭さには感服いたします。
話の中では、祖母にひいきされている弟が兄を馬鹿にするようになり、母親に叱られるまでその間違いに気づかなかったエピソードも迄ありました。
そりゃそうなるよね。ひいきされている方にまで悪影響を与えるんだね。
こちらきょうだい差別に関する記事です。
それから別ブログのきょうだいに関する記事も貼っておきます。
犬猫複数飼いによるきょうだいタイプ
めったに吠えない大人しいメイ(長女タイプ)
よく吠えるかまってちゃんのユズ(末っ子タイプ)
ねこなのでマイペースがうりのマオ(次ニャン?)。
性格が違えば対応も違うが、愛情に差が出るわけではないです。
愛そのものは頭数がいればそれだけ増える、増え方無限大。
だけど時間と体力は有限だからね。
特に自己主張の薄いメイをないがしろにしていないか、時々気になって仕方ないです。
今は子ワンコの面倒も見ていますからね。
子ワンコたちの最新の画像です。