2022年11月8日(火)の夜、皆既月食が起こります。
(地球と月と天王星をデフォルメしております。)
月が欠け始めるのはだいたい18時過ぎ。
そして月が完全に欠ける皆既月食の始まりが19時16分
食の最大が19時59分。
食が終了するのが20時42分。
それから21時49分ごろまで部分食の状態が続くのです。
月食の記事は過去にも書いたことがあります。
今回レアなのは月食と同時に天王星が隠される惑星食が同時におきることなのです。
日本で皆既月食中に同時に惑星食が起きるのは442年ぶり。
次に予定されている惑星食は2344年のこれまた土星食。
天王星というと土星より外側を廻っている太陽系の惑星で、近代になってウイリアム・ハーシェルという天文学者に「発見」されました。
地球に最接近した時で5.6等星、かろうじて肉眼で見える明るさで、ゆえに時々観察されていたけど惑星として認識もされていなかったとのこと。そんな小さい惑星なので望遠鏡を使うかしないと観察できそうにないことがネックですね。
お天気も心配です。以前書いた皆既月食の記事の時も、お天気が悪くてあまり見えなかったのです。
こんどこそ良い天気だといいな。
緊急ニュースです。
マオが天王星をテイテイ!
(縮尺がいろいろとおかしいことは気にしないでいただけるとありがたいです。)
青緑色に見えるのは大気中に含まれるメタンが赤色を吸収するためです。
画像と同じようにシャトルに人類をのせて天王星に近づけるのはいつかな?
人類で天王星に最も近づいた宇宙探査機は、アメリカのボイジャー2号。
1977年に打ち上げられ、1986年に最接近したとか。
到達するまでに約9年ですか。
当日のお空の機嫌がわからないので、観測自体できるかどうかわからないけど、調べてみると夢が広がります。
実はブログ主は子供の頃、今度生まれ変わったら絶対銀河鉄道999に乗る、と、まじめに夢を見ていたことがありました。いまは、もうちょっと乗り心地のいい宇宙船の方がいいな、と、思っております。だって999って寝台車すらなかったですからね。毎日椅子の上に腰掛けて寝るのはつらい…。
それではまた(^^♪。