「長男教」という言葉があります。
長男は跡取りだから下駄をはかせても優遇する、前時代的な「跡取り」という考え方からくる兄弟差別です。
長男教の被害者は娘や次男以下の子どもだけでなく、そういう思想背景で育てられた「長男」に限って、嫁の成り手が無かったり、結婚できても失敗したりするケースが多いようです。
今回は結婚の時に父親に言われた娘sage(サゲ)の文言を記事にいたします。
関連記事です。
実母が暴言八つ当たりタイプの毒親であるというのは書いたことがあります。
母親の私に対する「仇の子」に対するかのような物の言い方に対して、父親のほうはめったに声を荒げるタイプでもありませんでした。
(『氷点』かよ?そういえば当時ドラマであったな)
ちなみに「仇の子」という言い方は父が実際、母の私に対するものの言い方をそういう風に表現したことがあったからです。
母の方は私が小さい頃は声を荒げ私を怯えさせながら私についてのありとあらゆることをののしりまくりました。
私が中高生と成長して、そんな恫喝が利かなくなると今度は皮肉や当てこすりで嫌な思いをさせたりしました。
父からはあからさまな口撃はなかったから、長い間、超絶毒親の母よりはまだまし、と、思っていたのですが、今になってはどっちもどっちだわ。
母の仕打ちで娘が苦しもうとも
「お前をはけ口にしていただけやろ!」
だ、そうです。
母が決して男(父や弟)には言わないひどいセリフでも私に対しては言う。
私がそれを受け止めるのが当たり前だという価値観。
娘はイケニエですか?
父は岡山から集団就職で大阪に。
その後、母と結婚。
そして母の実家の仕事を一緒にやるようになったいわばマスオさん的立ち位置、
なのであからさまに男尊女卑的なふるまいはしなかったけど、たまににじみ出る根本的な親子観、男女観。
それにかかわる前回記事です。
毒親連鎖の続く母の実家においての葛藤は一人でスルーして、そのつけを娘に押し付けてきたのですね。
女の子なら家のイケニエにしてもいいって考えで。
母親が私の性格を貶しまくるのを受けて、父親も私のことを「欠陥品」か何かと認識していたみたいですね。
私は同年代の子が普通にしていることも許されないことが多々あったし、何しろ自由に髪型決めているだけの女性をも貶めるような感覚の持ち主です。
母が私を思い通りにできず、私が自分の意思を通すだけのことを「わがまま」とののしるのに父親が同意し、そして責め立てた家がどれほど私にとって地獄であったか!
まあ、そして結婚するときに父が旦那に言っセリフで許せないのは、
「ほんとうにこいつでいいのか?」と、なんか不良品について後でクレームつけられたら困りますよ、って聞き方をしたことです。
後々毒親関連のサイトや掲示板での書き込みを調べたところ調べたところ、こういう言い方をするのは百パーセント猛毒親でした。
こういう親の言動をテレビ番組が笑いにしていたのを一回だけ見たことがあります。
『さんま御殿』という日テレの番組です。
視聴者の経験談を紹介するコーナーで、結婚する際に父親が相手の男に娘をディすっていた話が合ったのですが、結婚の際の我が子ディすりって高確率で「毒親」なんです。
そういうの平気で笑いにするところが、テレビやお笑いタレントの嫌なところなんですよね。
☆おまけ~生みの親と育ての親どっちにも恵まれた子ワンコ
マオは離れたところで見守り。
相手より少し上の位置を取りたがるのよね。
猫ですから(マオ)。
それではまた(^^♪。