今日は2月28日、明日から3月ですね。
今年は閏年ではないので28日の次が3月です。
(アメリカ大統領選もあるよ)
ただ、前回の東京オリンピックが変則的だったので、来年はもう閏年か。
オリンピックやアメリカ大統領選があるか、
と、言う感じにはいささか実感しにくいものです。
4年に一度1日だけ追加する閏年は、地球が太陽を廻る周期を使った太陽暦に基づくものですが、それが日本に取り入れられたのは明治以降で、それまでの日本は月が地球を巡る周期を利用する太陰暦を使っていました。
太陰暦だと四年に一度ではなく、月の周期と一年の周期に狂いが生じるたびに閏月なるものを差し込んでいたので、一年が13月ある年も時々ありました。
日本が太陰暦から太陽暦に変更したのは、国は家臣(従業員)たちに扶持米ではなく「月給」というのを払わねばならなくなり、だったら、月の数が時々13になる太陰暦より、きっちり12月と決まっている太陽暦の方が良くね、と、考えたからとも言われています。
ほんとかな?
太陽暦の話に戻しましょう。
旧暦がユリウス暦、新暦(現在使っている暦)をグレゴリオ暦と言います。
ユリウス暦というのはカエサル(ジュリアス・シーザー)が起用した暦です。
(ジュリアスの読み方を変えるとユリウス)
1年を365・25日と定め、4年に一度閏年を設けていました。
しかし、精度に問題がありました。
1年というのは正確に言うと365・242日で、何百年と使い続けていると日付にずれが生じたのです。
そして1582年に新しい計算方法の暦が制定されました。
ローマ教皇グレゴリオ13世の時代だったのでグレゴリオ暦と言われています。
日本では戦国時代真っ最中の頃ですね。
私はよく歴史を調べる時に、日本だと元号+太陰暦の日付で表記されているのを、西洋の太陽暦でもチェックします。
その方がその事件が起こった時の気候とかよくわかりますからね。
(太陰暦でよくわかるのはその夜のお月さまの状態くらいかな)
Wikiにはその辺ちゃんと記載されています。
1882年以降はグレゴリオ暦だけですが、それ以前だと、ユリウス暦と遡及グレゴリオ暦の両方が記載されています。
「遡及」とは過去にさかのぼるという意味です。
ユリウス暦の使われていた時代の日付をグレゴリオ暦に直したらこの日付になるということです。
今日はつらつらとカレンダーに関することをかいてしまいました。
最後におまけ。
猫カレンダー、肉球スタンプのついた日は誰と待ち合わせ?
もう一枚!顔だけ日陰でくつろいでいたマオ。
それではまた(^^♪。