昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

鬼嫁がどうとか言っていた日本のメディアとその価値観がどうもなあ……

川崎真世とカイヤと言うと、かつては、国際結婚でなおかつ鬼嫁の尻に敷かれている夫、と、言うイメージで、ずいぶんテレビに露出していた頃がありました。

それから月日が経ち、お二人は離婚。

さらに最近、夫だった川崎真世が再婚。

 

それに対して、元妻のカイヤさんがSNSで「鬼嫁」の演出が演技だったことなどを暴露していました。

 

これは『さんま御殿』などの番組で、川崎真世が再婚相手の妻と一緒に出演、司会者と一緒になって元妻を貶めるような言い方をしたのが原因じゃないのと思いますけどね。

 

この記事で言いたかったのは、そもそも『鬼嫁』がどうとか言っていた当時から、私はちっともそれが面白いとは思わなかった、と、言う点です。

 

今さらだけど、当時も文句は言っていましたよ。

そういう眉を顰める人の声を無視して盛り上がっていたのが、日本のメディア業界でしょうが!

 

カイヤのほかにも女性プロレスラーとかで『鬼嫁』と言うことでもてはやされていた人がいました。

ただね、高圧的にものを言ったり暴力をふるったりは男もダメだけど女がやってもダメじゃないの?

男性側のDV行為に対して甘い目線があるから、世間一般の像が逆転した鬼嫁も面白おかしく語っていたんでしょう。

自己主張の強い女性を『鬼』呼ばわりする風潮があったけど、配偶者が馬鹿なことをしでかして反省できないなら、強く物申すこともあるでしょう。

それを『鬼』呼ばわりですか?

 

その認識がクズです。

それを言ってきたメディアの価値観がクズです。

 

 

 

今さらですが調べてみると、カイヤが鬼嫁と呼ばれたきっかけって、夫の川崎氏の不倫会見の時だったそうです(読売新聞記事参照)。

彼女も会見に呼ばれたけど、会見でどうふるまっていいのかわからず黙って後ろに立っていたら、それが威圧的だと言うので『鬼嫁』と呼ばれ始めたらしいです。

 

悪いのは不倫した夫の側なのになんじゃそりゃ?

白人女性は日本女性より体格が大きい、そしてああいう場でどうふるまえばいいのか、日本出身の女性でも難しいが、外国出身ならなおさら。

 

そんな状況で裏切られた女性が後ろに立っているのを『鬼嫁』呼ばわりって、どこの『鬼畜』ですか?

 

まあ、川崎真世周辺の人間関係なんてどうでもいいが、もめごとの原因となった『鬼嫁』と言う言葉に対するメディアの感覚。

 

最近じゃ『鬼嫁』ブームも下火になって見ないで済んでいるのでほっとしていたのに、さんまが性懲りもなく火をつけて煽っていた、この司会者の感覚ってホント古いですね。

 

おまけ

鬼の面をかぶったマオの古い写真を引っ張り出してきました。

 

最近の画像

それではまた(^^♪。