数日前の晴天

からの大雪……。

舗装されている道の方はすでに雪が解けていましたが、なぜか犬たちは雪の残る草原の方を歩くのが好き。
こう気候がジェットコースターのように変わると体がついていけまへんわ。
┐(´д`)┌ヤレヤレ。
雪の日のマオ。

気が早いですね。
もう鬼のコスプレと恵方巻です。
そしてここからが宣伝です。
地獄の鬼どもが登場する物語を現在アルファポリスで執筆中です。
よかったら見に来てください。
作品概要はこちら
猫を助けてあの世へ行った心春は出来心で三途の川をさかのぼった。
上流にある『叡智の光』に飲み込まれ、危うく魂が消滅しそうになった心春は間一髪救出されるが、そのあと、紫のイケメン鬼から地獄行きを宣言されてしまう。
おそるおそる足を踏み入れた地獄で告げられたのはパートタイマーとしての契約だった。
こちらはプロローグの文章です。
「危ないっ!」
子猫に向かってそう叫んだ自分が一番危なかった。
街路樹の葉が風に舞って散る季節。
ふわふわと落ちてくる葉の動きが面白かったのだろうか。
子猫はそれを追いかけ道路に飛び出していった。
その子を捕まえるために私も道路へ。
次の瞬間には私はある行列に並ばされていた。
長い長い行列だ。
しかし、並んでいる人はみな文句も言わず順番を待っている。
人は多いようだが行列はサクサクと進む。
対応してくれる『係の人』は複数人いて空いた順にどんどん対応してくれる。
周囲を観察している間に自分の番が来た。
「ええと、|喜多川心春《きたがわこはる》さん。うん、悪くないね」
『係の人?』はなにやら書類を見ながらしきりにうなづく。
いや、それよりも、これを『人』と言っていいのか?
形は人間だが、金色に光っている。
私に対応してくれている『人』だけじゃなく、他の『人』も皆一様に光っている。
「では、左の出口からどうぞ。出たら目の前に川が流れていますので、それを渡ってください。大丈夫、あなたは比較的浅いところを渡っていけますので」
光の塊なので表情は判別できないが、にこやかな感じで言ってくれていることはわかる。
「渡る前に現世の衣装を脱いでこちらの衣装に着替えてくださいね。最近は三途の川の前の施設も充実していて更衣室や休憩所もございますので、そちらをご利用ください。では、良きあの世ライフを」
えっ、今、『あの世』って言った?
実は『鬼灯の冷徹』というアニメが面白くて、それに触発されて書いた話です。
主人公の鬼灯様はエンマ大王の補佐官。
現世の日本でいうなら官房長官的な立場で、ちょっと緩めのエンマ様に変わってドSな性格全開で活躍する地獄コメディです。
私が書いているのは、実はいうとまだ試作段階で(それでキャラコンに出すなよ……)物語はまだまだ続く予定だけど、1月中にいったんケリをつけて完結させる予定です。
中盤で猫耳の宇宙魂も登場しています。
サクッと話のさわりくらいしかまだ書けてないけど、楽しんでいただければ幸いです。
それではまた(^^♪。