昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

創作

カクヨムに黒猫チビの短歌を投稿しました。

以前、カクヨムで小説投稿し始めたという記事を書きました。 mishablnc.hateblo.jp そのカクヨムで、第一回俳句・短歌コンテストが6月1日から7月10まで開催されており、ジャンルは短歌と俳句、両方とも一首(句)単作と二十首(句)連作で募集していま…

ダメだし養育者(Caregiver)の花園

ダメだし養育者の花園 あとがき ☆本日の癒し~ありのままのへそ天~☆ ダメだし養育者の花園 世界を七日でつくった造物主は、 三日目に作った植物の中でも 特に美しい花の咲く種類のものを集め 花いっぱいの楽園を作ろうと思いました。 そして助手の中から仕…

ニャサツ隊剣士【猫の呼吸・十の型】

(彼岸花は「猫のおえかき帳」より) ニャサツ隊とは 猫の呼吸 一の型【知らにゃい】 二の型【遠雷のごろごろ】 三の型【風のすり三郎】 四の型【しゃちほこ】 五の型【寒夜の添い寝】 六の型【ねじれ猫】 七の型【雫にゃ紋突き】 猫の呼吸 極 八の型【踊りへ…

勝手にスピンオフ ~マオ空白の四日間(後編)~

前回では宇宙猫とのエンカウントを果たしたマオ。 mishablnc.hateblo.jp 宇宙猫の侵略計画 帰り道 侵略のてんまつ ☆おまけ~ブログ主あいさつ~☆ 宇宙猫の侵略計画 リーダー格の宇宙猫が説明をつづける。 「ねこ森町は我々の体質にとても向いている環境なの…

勝手にスピンオフ ~マオ空白の四日間(中編)~

前回の続きです。 mishablnc.hateblo.jp 衝撃的なエンカウント(続き) 見えないけれどいるんだよ きみょうきてれつ宇宙猫 ☆おまけ~最近のマオ~☆ // 衝撃的なエンカウント(続き) 窓の外の風景にいささか驚いたマオだったが、エージェント〇を探し廊下を…

勝手にスピンオフ ~マオ空白の四日間(前編)~

2013年生まれのマオは正確な誕生日はわからないが今年の秋で8歳。 人間でいうと四十代後半、立派なおっさんです。 そんなマオについて、小さい頃はワルかった! と、いう記事をまとめたことがあります('ω')ノ。 mishablnc.hateblo.jp その中に四日間の…

人はいろ、人はひかり、猫は虹

その子が虹の橋のたもとに旅立ってからその人生、いや猫生についてまとめたくなった。 我が家の飼いネコ未満、放置猫以上だった黒猫チビ。 すでにこの世の存在ではないので新しい画像を手に入れることはできない、だから時々画像加工でおしゃれさせたりする…

虹の橋のたもとの子どもたち ~エピローグ~

前回の話はこちらです mishablnc.hateblo.jp エピローグ ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~スペシャルサンクス~☆ エピローグ うつしみを脱ぎ捨て虹の橋のたもとに帰ってきたチビは ほんの少し別の場所に滞在してから きょうだい猫のラテやぺぺ、そしてモップ兄との…

虹の橋のたもとの子どもたち 4部Part4 ~うつしよのあい~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp うつしよのあい ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~二匹の猫にハートマークを付けると~☆ うつしよのあい 秋が深まってからのチビは、 伸びすぎて電線に枝がかかるので切り倒された 木の切り株にずっと座っていました。 ご飯も…

虹の橋のたもとの子どもたち 4部Part2 ~うつしよに残されていた妹~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp うつしよに残されていた妹 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~ひさびさのチビ~☆ うつしよに残されていた妹 猫博士がスマホで様子を確かめていたラテたちの妹。 七年もうつしよに滞在しています。 一緒に生まれた彼ら三匹の母…

虹の橋のたもとの子どもたち 4部Part1 ~虹の向こうを見送りながら~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 虹の向こうを見送りながら ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~寒いときでもニャルソック~☆ 虹の向こうを見送りながら 少女と女の子が渡っていった虹の橋の先の方角を 虹が消えてもラテはずっと見続けていました。 「そんなに…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部part12 ~小さな虹と大きな虹~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 小さな虹と大きな虹 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~レッツへそ天ダンシング!~☆ 小さな虹と大きな虹 「よせっ、危ない!」 ラテが引き止めましたが手遅れでした。 青灰色の子猫は少女の懐に飛び込んでいきました。 「○○で…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part11 ~黒い霧が消えても~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 黒い霧が消えても ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~へそ天を縦にしてみると~☆ 黒い霧が消えても 一人と一匹、少女と猫博士の様子を奇異な目で見ていたのはタダヒトだけではありません。 他の猫たちも、 「すっげえな、猫博…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part10 ~あんたは声かけるのか?~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp あんたは声かけるのか? ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~どうぶつにハテナをつけたら~☆ あんたは声かけるのか? タダヒトが猫博士に怒られ、犬賢者からは辛口意見を言われたりして、しばらく後のことです。 しばらくとはど…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part9 ~猫はつぶやき犬は説明する~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 猫はつぶやき犬は説明する ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~犬と猫~☆ 猫はつぶやき犬は説明する 彼らから離れた猫博士はまだぶつぶつ言っています。 善意、穏便な言葉でごまかしたがる犬賢者ならそういうじゃろうて! しか…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part8 ~猫博士怒る~

前回の話はこちらです mishablnc.hateblo.jp 猫博士怒る ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~背中から鏡餅( ゚Д゚)!~☆ 猫博士怒る 「時間が?」 タダヒトが怪訝な顔をしました。 「そうなのですか?僕には早々と去ってしまう子供たちのほうがよっぽどひどい目にあって…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part7 ~少女の出す黒い霧~

前回のお話はこちら mishablnc.hateblo.jp 少女の出す黒い霧 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~南国ムードのマオ~☆ 少女の出す黒い霧 黒い霧を発生させる少女の話はラテの耳にも届いていました。 「あの子の近くにいる人間の話だから心配だな。」 ラテは友達の名無…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part6 ~少女の回想~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 少女の回想 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~虹ネズミとは?~☆ 少女の回想 少女が一人座っているとき、思い浮かぶのは生前の様々な出来事でした。 「家族」という語は、うつしよであたたかな響きを持って使われます。 しか…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part5 ~預けられる子どもたち~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 預けられる子どもたち ☆おまけ~クリスマス準備2~☆ 預けられる子どもたち 虹の橋のたもとに訪れる人間。 ほとんどが、先にこの場所に来ていた犬や猫を迎えに来る彼らにとっての特別な人間なのですが、それとはちょ…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part4 ~再びやってきた「珍客」~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 再びやってきた「珍客」 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~そろそろクリスマス準備~☆ 再びやってきた「珍客」 名無しの女の子の猫はそれから、 ラテと一緒に走り回って遊ぶことを覚えました。 時々ぺぺも参加しました。 しか…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part3 ~寒い場所に閉じ込められた後遺症?~

前回の話はこちらです mishablnc.hateblo.jp 寒いところに閉じ込められた後遺症? 欠陥品? 彼女の話していることがますますわからなくなってラテは首をかしげました。 「”どんなにいい血統でも出来損ないは生まれるものだ”って、私を見て人間は言ったわ。そ…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part2 ~わたしは欠陥品~

前回のお話はこちら mishablnc.hateblo.jp わたしは欠陥品 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~へそ天は安心と温かさの証~☆ わたしは欠陥品 ラテが声をかけたのはビロードのような青灰色の毛並みの小さな女の子でした。 「寒いの…。」 女の子の猫は震えながら言いまし…

虹の橋のたもとの子どもたち 3部Part1 ~名なしの猫~

前回の話はこちらです mishablnc.hateblo.jp 名無しの猫 ☆作者あとがき☆ ☆本日の癒し~名無しじゃないけど~☆ 名無しの猫 虹の橋のたもとの犬や猫、あるいは小動物たちは それぞれ生前似た環境にいた者たち同士で群れています。 飼い主と強いきずなで結ばれ…

虹の橋のたもとの子どもたち 2部Part8 ~薔薇はどんな名で呼ばれようと~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 薔薇はどんな名で呼ばれようと ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~薔薇は♪薔薇は♪薔薇は~♪~☆ 薔薇はどんな名で呼ばれようと 「名前にいろんな種類があるのはわかった、でも、それに何の意味があるのですか?弟たちだけじゃな…

虹の橋の子どもたち 2部Part7 ~吾輩は猫であるって見ればわかるよ~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 吾輩は猫であるって見ればわかるよ ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~頭の上からこんにちは~☆ 吾輩は猫であるって見ればわかるよ 「じゃあ、もうちょっと語ってやろうかの。」 猫博士が言いました。そして近くにいた猫に、 …

虹の橋のたもとの子どもたち 2部Part6 ~名前が付いたけど~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 名前が付いたけど… ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~海の中をたゆたって~☆ 名前が付いたけど… 愛犬がやってくる日まで虹の橋のたもとに滞在することにした人間は、他の犬たちにとってもいい遊び相手でした。 普段ここにやっ…

虹の橋のたもとの子どもたち 2部Part5 ~思い出話に花が咲く~

前回の話はこちら mishablnc.hateblo.jp 思い出話に花が咲く ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~在りし日のラブラブ(⋈◍>◡<◍)。✧♡~☆ 思い出話に花が咲く 犬や猫にとって大事な存在が二人以上いた時にはどうなるのだろうか? 例えば人間の家族の一員として犬や猫が飼…

虹の橋のたもとの子どもたち 2部Part4 ~とある有名な犬と飼い主の話~

前回の話はこちらです mishablnc.hateblo.jp とある有名な犬と飼い主の話 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~セピア色のワンコたち~☆ とある有名な犬と飼い主の話 「ああ、うつしよの時間に換算して十年くらいここにいた方ですね。」 犬賢者が懐かしそうに目を細めま…

虹の橋のたもとの子どもたち 2部Part3 ~出口ならあるぞ~

前回のお話はこちら mishablnc.hateblo.jp 出口ならあるぞ ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~頭の中はトリックアンドトリート~☆ 出口ならあるぞ 「さてさてお前さんの今後じゃが。」 猫博士が切り出しました。 「どうしたい?」 どうすべきかを教えてくれず、逆に尋…

虹の橋のたもとの子どもたち 2部Part2 ~状況を理解するのは大変だ~

前回のお話はこちら mishablnc.hateblo.jp 状況を理解するのは大変だ ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~ハロウイン準備~☆ 状況を理解するのは大変だ 「まず、お前さんは自分の状況が分かっておるのかな?」 猫博士が人間にたずねました。 「えっと、ここは死んだ動…