昭和ネコ令和を歩く

ある時は人目線、またある時は猫目線

虹の橋のたもとの子どもたち 4部Part1 ~虹の向こうを見送りながら~

前回の話はこちら👇 

mishablnc.hateblo.jp

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虹の向こうを見送りながら

少女と女の子が渡っていった虹の橋の先の方角を

虹が消えてもラテはずっと見続けていました。

 

「そんなに心配せんでも彼女たちはもう大丈夫じゃ、幸せなんじゃ。」

猫博士が言いました。

「どうしてそういいきれるの?」

ラテは聞きました。

「え~と、そういうもんなのじゃ…。」

「猫博士は橋を渡って向こうを見にいったことがあるの?」

「いや、それはわしの管轄外じゃから…。」

「見てもないのになんでいいきれるの?」

「とにかくそういうもんなのじゃ!ガールフレンドが行ってしまって寂しいのはわかるが、わしにあたるな!」

「あたってないもん!見てないのに言い切れるのがおかしいって言ってるだけじゃん!もしかしたら向こうについたとたん、人間が僕たちを食べてしまうのかもしれないし…。」

「いやいや、それはない!」

「だから、どうしていいきれるの!」

「ああ、もうきりがない!そういうもんなのじゃ!」

 

猫博士はラテとの議論を切り上げて離れていきました。

 

そして少し歩いてから

「おっと、彼らにとって別の重要な女の子のことを言うのを忘れてた。」

と、つぶやいて、ラテのほうに向きなおりましたが、

「まあ、ええか。こっちにやってくれば、その時分かることじゃから…。」

 

猫博士はスマホのような道具をのぞきました。

そして、うつしよにいるラテたちの妹の様子を確認しました。

「再会はもうすぐじゃが、めでたいというべきか、いわざるべきか。」

 

☆作者あとがき☆

猫博士は子供に鋭い質問をされた時の

納得できそうにもない大人のごまかし方をしてますね。

 

まあ、察するに猫博士(犬賢者も)名前は偉そうだけど、

管轄外のところには一切かかわれないようですし、

そんなに実権はないのでしょう。

 

例えるなら町内会の会長さん、

地域の世話役のおじさんみたいなもの(;^ω^)…。

 

ぽぽんた(id:mgpoponta)さんのNNNまんがで有名な

虹の橋担当のLさんのほうが多分権力持ってるし、

研究開発部のPさんのほうがもっと博学でしょう。

 

「博士」も「賢者」もRPGで得られるジョブレベルの

簡単さで得られた愛称、ニックネームです。

 

彼らはもともと名前がなく、

名無しのグループ出身なのですね。

そのことに関してはこちらにも少し書かれています👇。

虹の橋の子どもたち 2部Part7 ~吾輩は猫であるって見ればわかるよ~ - 昭和ネコ令和を歩く

 

 

 ☆おまけ~寒いときでもニャルソック~☆

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家の東側のガス給湯器の上、

雨の日でも濡れずに周辺一帯が見渡せる

ニャルソックに最適な場所なのです。