化け猫と猫又ってどう違うの?

今月はハロウィンが控えているので、

マオも「魔王」になろうと日々精進しています。

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背中の模様、見る角度によってはハロウィンのカボチャ🎃

 

そこまでしなくても長生きすれば「猫又」になれるよ!

あんたのしっぽは昔の日本なら猫又になると

忌み嫌われていた長尾だから。

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えっ、そうなの?(マオ)

 

 

 

猫又というのは日本で古くから伝えられている猫の妖怪です。

 

猫が年をとるとしっぽが二股に分かれ

体は犬よりも大きく、人の言葉をしゃべり

時に人を食い殺すともいわれる「猫又(≧◇≦)」

 

この猫又伝説のせいで日本では短い尻尾の猫が好まれました。

 

本来猫のしっぽは体のバランスを調整したり、

感情表現を表す役割を持っているので、

尻尾が短かったり変形している猫に比べ

長い尻尾の方が生存競争に勝ち抜きやすいのです。

それゆえ欧米では短尾やカギしっぽの猫がほとんど存在せず、

明治以降日本にやってきた欧米人は

そういった猫が多く存在していることにおどろきました。

 

そしてその短い尻尾の日本産の猫をかけ合わせ

「ジャパニーズボブテイル」という

ポンポンのような短い尻尾を持った品種の猫が生まれました。

ジャパニーズと名がついているけど

品種改良をしたのはアメリカ女性で、

猫の品種として正式登録されたのは 1980年代です。

 

猫又ってすごいにゃね!

猫の新たな品種をつくるきっかけとなるなんて!

 

 

日本に古くからある猫の怖い話には

もう一つ「化け猫」の話があります。

猫又とどう違うんだ?というと、

長生きして妖怪化したのが「猫又」なら

人間にひどい殺され方をしたり、

飼い主が無念を残して死んだりすると

その恨み晴らすためになるのが「化け猫」です。

 

化け猫というと佐賀県の鍋島騒動が有名です。

龍造寺又七郎は囲碁の名手でした。

彼が主君である鍋島光茂を囲碁で負かしてしまい

機嫌を損ねた光茂が又七郎を切り殺してしまいました。

 

そういえば接待ゴルフでも

上司(あるいは取引相手)に勝たせてやらねば

つまり、うまく負けてあげなければ

彼らの機縁が悪くなるって話はよく聞くけど

さすがにこれは理不尽すぎ(・_・;)。

 

それゆえこの事件はしばらく隠蔽されていたのですが、

やがて又七郎の母親の耳に入り、

母親はかわいがっていた猫に無念の気持ちを吐露したのち自害。

その猫が母親の血をなめて化け猫となり復讐をするという物語です。

 

この物語の背景は戦国時代に

佐賀県肥前)を治めていた旧主家の龍造寺家と

そこと入れ替わり、藩主となった鍋島家との

権力争いが反映されているといわれています。

 

「猫又」と「化け猫」、

どちらも日本に古くからある猫の恐怖伝説ですが、

猫好きの欲目では妖怪化するほど

長生きしてくれればうれしいし、

化け猫に至っては、死んだ飼い主の無念を

代わりに晴らしてくれようとするとは

なんてけなげな! ;つД`).。o

と感動し、モフモフしまくった後、

ちゅ~るを一本余分にサービスするでしょう。

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一本じゃ足りん!三本にゃ!(マオ)

(;一_一)・・・(飼い主)。