昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

彼岸花の別名は不吉だけど厨二病魂を掻き立てる

もうすぐ秋分の日。

秋の彼岸の入りが近くなると彼岸花が一斉に咲き出します。

 

まずは二十年以上前の写真ですが、川べりに彼岸花が咲き乱れている画像をどうぞ。

これは前回アップしたコスモスの記事の画像と同じ川べりです。

 

春も桜と菜の花が美しく、季節の花が自然に咲き乱れる素敵なところでした。

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彼岸花は少し前のこの時期でも、ちょっと注意すれば、道の端っこで茎がにょきっと伸びてきたところを見ることができます。

 

 

 

彼岸花というのは中国原産で、有史以前に稲作と一緒に日本に持ち込まれたものです。

鱗茎に毒があるので、モグラやネズミなど稲作の土手の堤防に穴をあけて水漏れを引き起こす害獣を近寄らせないために植えられたとの話です。

だから田んぼの畔などに生えているのですね。

日本の彼岸花は染色体が3倍体となっているため、種子から増やすことができません。ゆえに水仙などと同じように球根が分離して横にポコポコ増えていきます。

中国大陸には種子で増えるコヒガンバナというのがあるのですが、その突然変異の3倍体のものが日本にわたり定着したのだろうと言われています。

 

彼岸花には別名が多いですね。

  • 地獄花(じごくばな)
  • 死人花(しびとばな)
  • 幽霊花(ゆうれいばな)
  • 狐花(きつねばな)
  • 狐の松明(きつねのたいまつ)
  • 捨て子花(すてごばな)
  • 灯篭花(とうろうばな)
  • 龍爪花(りゅうそうか)
  • 天蓋花(てんがいばな)
  • 蛇花(へびばな)
  • 剃刀花(かみそりばな)
  • 葉見ず花見ず(はみずはなみず)

有名なのはこのくらいでしょうか?

何か忘れている気もして仕方ないけど…

地域によっても違うので全部で数百から千くらいの別名があるとか。

 

不吉だけどドラマチックで厨二病的な想像力も掻き立てますね。

 

ちなみに、一番有名な曼殊沙華という呼び名は、サンスクリット語で赤い花という意味があり、釈迦が『法華経』を説いた記念に天から降ってきた花の一つとされています。

これはなんかめでたい感じ。

どちらにしても彼岸(魂だけの世界)にかかわる呼び名ですけどね。

 

他には学名のリコリス、園芸種で別色の花がそう呼ばれてたりします。

 

 

 

人気漫画『鬼滅の刃』では、青い曼殊沙華を探していました。

実在するのでしょうか?

 

こちらはその鬼滅パロディの記事。

彼岸花のイラスト使ったデコ画像もあるので張っておきました。

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緊急ニュースです。

マオ、青い彼岸花を発見!

そのライブ映像です。

 

ついでにおまけ、玄関前でご機嫌さんのマオです。

昨日取ったばかりの画像です。

 

それではまた(^^♪。