以前、神戸東須磨小学校の教員間のいじめについて記事を書きました。
再びこのトピックについて言及する気はなかったのですが
本日10月17日、加害教員らの謝罪や、
日テレ系の情報番組の「スッキリ」で
前校長の悪質ないじめ隠ぺいを目にし
別記事を新たにアップいたします。
加害者謝罪のテンプレート
まず、加害教員四人の謝罪文ですが、
過去にアメフトやらレスリングやら、あるいは体操やら
他にもいろいろありすぎて覚えてないけど、
パワハラで訴えられた業界のドン的な立場の人の謝罪と
似たところが多くあります。
- 世間やとばっちりを受けた第三者に対し騒動が起きたことを謝罪
- 被害者に対し悪意は持っていなかったことを強調
- 行為についても悪意を否定し被害者が苦しんでいることを知らなかったと言い訳
順番が変わることもあるけど
だいたいこの三点セットで加害者の謝罪文(あるいは会見)が構成され、
それを見た世間の第三者としては
- 世間に対する謝罪はあれど被害者に対する謝罪の気持ちは伝わってこず、
- 仮に本当に相手に対して悪意を持っていなかったとしたら、それでよくそこまで悪質な言動をできるもんだと唖然とし、
- 嫌がっていることすら面白がっていたくせに見苦し言い訳をするもんだと、これまた呆れはてる
という気持ちになります。
いじめ(ハラスメント)加害者のおぞましい本音
この事件だけでなく過去に明るみになった
大人のいじめやハラスメントですが
報道され騒ぎが大きくなると必ず
「いい人なのですけどね(*´ω`)」
と、擁護する身近な第三者が現れます。
それはターゲットをいたぶることでストレス解消をしているから
それ以外の人間の前ではいい顔ができるってだけの話でしょう。
虐待やDVも外からは
いい親orいい夫orいい家族 に見えたというのは
加害者が家の中でターゲットを吐け口にしていたぶることで
ストレス解消ができているから外面を整えられるだけです。
外でそれなりに影響力を発揮できる人間は
身内をターゲットにせず
社会的に下の立場の人間にそれをすることがあります。
その場合「ハラスメント」や「いじめ」という言葉が使用されるのです。
いじめ、ハラスメント、虐待(毒親)、DV、etc
言葉の表現は変わるけど根っこは同じです。
ことが明るみになり批判を受けた後にも
加害者は被害者に対して「愛情」を持っていたことを
強調することがよくあります。
しかし、特定の誰かを「生贄」にしなきゃ
気が済まない人間が強調する「愛情」というものは、
相手のことをぶっ壊してもかまわない「オモチャ」
あるいは「魂の存在しない自分の所有物」かなんかと勘違いした
おぞましいことであることは強調しておきます。
主犯格の四十代女性教員の
”彼が苦しんでいる姿を見ることは、
かわいがってきただけに本当につらいです。”
どの口が言う(; ・`д・´)!
”被害教員には自分の思いがあって接していたつもりです。”
あくまで自己正当化(; ・`д・´)!
もはや寒気がするレベルでした"(-""-)"。
いじめ隠ぺいのマニュアルでもあるのか?
いじめ主犯格の教師を呼んだ前校長の言い訳もひどいものでした。
「私の目の前では行われなかったので気づかなかった」
などと言い訳してそれで逃げ切るつもりだったのだろうけど、
本日放送された日テレ情報番組の「スッキリ」での
被害教師の担当弁護士の話では
悪質ないじめ隠ぺいがあったと判断せざるを得ません。
本当はそのとき放送された担当弁護士の言い分を
文字起こししてくれている資料があればいいのだけど、
検索しても見つからないので、
こちらの記憶している限りにてお話しします。
前校長は加害教師たちの悪質な行為をとにかく
仲のいいものの悪ふざけ、あるいは「愛のムチ」と
いうことでおさめたかったらしく
その本音が垣間見える文言が多々ありましたし、
加害者のことを「好き」かなどと、被害者が
「嫌い」「迷惑している」「傷ついている」「苦しんでいる」とは
言いにくい形の誘導尋問。
これって子供同士のいじめでも応用できる
被害者への口封じ以外の何物でもありません。
教育界ではいじめ隠ぺいのマニュアルでも
ひそかに出回っているのですか?
☆本日の癒し~お口直しに~☆
メイが初めて産んだ二匹の子犬のかわいい画像をどうぞ('ω')ノ。
こんなのもあるよ('ω')ノ。
それにしても 犬や猫の方がよっぽどまともに子供を育てられているな、
と、思う事件が多すぎる!