前回の記事で宝塚歌劇団の調査結果報告、ごまかしや嘘のない公表を期待、と、書きましたが、その期待は見事に裏切られました。
なんですかね、このデジャブー感。
虐めやパワハラを「伝聞」と表現する当たり、旧ジャニーズが性加害を「うわさ」でしか聞いたことがないと言っているのほうふつとさせました。
そして、いじめ隠蔽姿勢が何度も見せられた、いじめ自殺者を出した学校対応のそれにそっくりでした。
上級生がヘアアイロン取り上げて被害者の顔に押し当てたのでしょう。
これはもういじめを越えて傷害罪ですよ。
宝塚歌劇団が犯罪を組織ぐるみで隠ぺいするところとは知りませんでした。
常識的に考えて、他人にヘアアイロンを任せるなんてありえないし、被害者本人が上級生にヘアアイロンを取り上げられてあてられた、と、いう証言を聞いた人がいるのだから、どう考えても故意でしょう。
(そしてその証言は歌劇団サイドに握りつぶされたそうですね。)
もちろん本人は絶対に「わざと」であることは認めないだろうけど、それでも過失傷害ですよね。
それを隠蔽、組織ぐるみで!
阪急電鉄のお偉いさんも発表を横でしれっとした顔で聞いていました。
阪急阪神グループは犯罪隠ぺい企業だったのですね。
イメージ画像です。
しかし、歌劇団の運営自体は、その業務の独自性などから、電鉄会社の幹部などがあまり口出しできないというのは本当のことかもしれません。
しかし、そうだからと言って、自殺者も出してしまった以上、これから先はきっちり介入してパワハラ、超過労働許すまじ、と、言う態度で行かないと。
奴隷労働のような契約内容は認めない、と、言う姿勢も示さないと。
でなきゃ危なくてその企業の電車自体も乗れません
いやはや、ブログ主は関西出身なので阪急&阪神はなじみの電車。
そこの沿線上に住んでいたこともあります。
申し訳ないけど、グループ会社の問題でああいう対応を見せられては、今は沿線上に住んでなくてつくづくよかったなあ、と、感じます。
歌劇団がひどくても、電鉄会社自体はコンプライアンスもまともだからいいじゃないか、と、言うのは通りません。
考えてみてください。
おおよその公共交通機関は、電車に限らずすべて人の命を乗せて運んでいるのですよ。
そんな企業が、漏れ聞こえる情報だけでも第三者が聞けば、明らかにいじめ、いや、傷害罪と言っていいほどの犯罪を隠そうとしています。
そして、伝統の名のもとに集団リンチ。
フェルマータって気取った名前を使えば実態がごまかせるとでも?
その結果、命が失われたのに、その追及と償いを素直に行わないって、阪急阪神電鉄はどんだけ人の命を軽視した会社なのでしょうか?
思い出すのは2005年4月25日に起きたJR宝塚線(福知山線)脱線事故。
運転士を含め死者107名、負傷者562名を出した大事故。
実を言うと、あの当時私はその沿線上に住んでいて、週に何回かそれを使って大学病院に通っていました。
たまたまその日は通院の日じゃなかったけどね。
事故の遠因として運転士たちに対する懲罰的なパワハラもあげられていました。
パワハラを軽視する電鉄会社の走らせる電車が、どれほど恐ろしいか、わかっていただけるでしょうか?
最後に段ボールに乗るマオ
一度は試着、ではなく試乗してみないと気が済まない?
すぐ飽きた。
あんまり入り心地は良くなかったのかな?
それではまた(^^♪。