さて今回は経済(経済的DV)つまりお金の話です。
今回の記事にあることは夫が現役自衛官の時の話ですので
タイトルから「元」は削除しております。
そして今回の記事はインチキ不動産業者の手口の話が満載で
それだけで記事が終わってしまうかもしれないことご了承ください。
結婚した当初、夫にはすでに持ち家がありローンを支払中でした。
にもかかわらず兵庫県宍粟郡の温泉施設とともに
開発された土地の購入を900万ほど(だったかな?)
旦那はこっちの相談なしに決定したのです。
そのことを今になってお前も同意していたやんか、と、
夫の記憶が都合のいいように脳内変更されているようですが、
とんでもない(; ・`д・´)!
こっちは生まれてこの方ずっと借家暮らしで
不動産の取引なんてやったこともないし知識もないし、
すでに持ち家がある状態でやりたいとも思うわけないだろ!
新婚早々、目的もはっきり伝えてもらえず、
一緒に行った場所で売買の話がなされてポカン(。´・ω・)? ですよ。
問題の場所というのが持ち家のあったところより交通は不便で
鉄塔の真下にあって電磁波すら心配な変な土地。
不動産の売買に立ち会ったことすら初めてであったポカン状態(?_?)のなか、
その業者が非常にいかがわしい商売の仕方をしていることに気付くのには
不動産売買初心者の私でもそんなに時間がかかりませんでした。
まず明らかになったのは、温泉施設と一緒に開発された土地と書きましたが
土地売買の時には温泉を引く権利があることがセールストークでなされたのに、
いざその不動産業者に話を聞くと山の上までは温泉を引いていないし権利もない
と、百八十度転換。
そしてなぜそんな齟齬が起きたかというと、
販売している会社が委託をしているだけで自分たちとは違う
だから購入者が理解していた事柄と違っていても自分たちには責任がない、
と主張するのです、夫あきらめて素直に納得…。
いやいやおかしいだろ、委託したのならちゃんと
購入者が誤解しないような販売の仕方を徹底させるべきだし、
できないとしたら販売を委託された業者と土地の売り主(不動産業者)
両方に責任があるのではないですか?
(わたし間違ってますかね?間違ってないと思うけど…。)
その業者は「そうですか、温泉引きたかったんですか」と、
自分たちが行った「詐欺」(とあえて言っておく)については悪びれず
それができるさらに高値のふもとの土地を紹介。
まあ、それはことわったのですけどね。
そして 細かく書いていくと字数がとんでもないことになるのではしょって
そこに建てる家の内装の話の時、
最初はそういったモノの値段も含めてこれだけでいいみたいな話になっていたのに、
照明がまず、やっぱり二十万以上余分にかかるといわれる、
夫は素直に了承して追加料金を払う(; ・`д・´)!
そして次にカーテンの取り付けでも同じく約束していた金額より
二十万ほど余分に出してほしいといわれる、
もう私は我慢できなくて
「まるで詐欺にあったみたいや!」
最初にこの値段で全部やりますといったことを勝手に覆して
次から次へと追加料金をかぶせてきて、それを「詐欺」と称してどこが悪い!
めちゃめちゃ怒りましたよ。
わたしが激高したので話し合いにはならず、次の機会には業者折れて
二十万アップは無しで従来の範囲内でやります、と、
やればできるんやないかい!
でも夫は私が激高したところについて
「そんな言い方することないやろ!」
と、怒って話をぶち壊した私が悪いような言い方をして咎めました。
わたしがぶち壊さなきゃさらにいいカモとみなされ、
金を搾り取られるだけだったと思うのですけどね。
明らかに詐欺まがいのことをしている相手には
いい顔をしてほいほい金を出し、
それを指摘して咎めた妻には
悪いことをしたかのように指摘して怒る、
今回の悪徳不動産及び
さらに次の記事でも経済的DVの話をするので
この仕打ち記憶しておいてください!
さらに別の事件、何かの手続きで二十万ほどいるということで
社員(何か役職はついていた)の方にそれを支払い領収書をきってもらったのですが、
その後、その社員が金を持ち逃げしたと告げられました。
故にもう一度二十万払ってくれといわれ、夫は素直に支払い(ーー;)
その被害を受けたのはうちだけではないようですが、
業者はうちを含めみんなに、裁判にしても取り返せる可能性は薄い云々
泣き寝入りを進めとにかく二十万余分に払わされた、でもね、
社員が金を持ち逃げしたとしても会社の領収書はあるんですよ。
それも無効だと?
さらに別の話、不動産業者の社長は旦那にこういう話も持ちかけました。
建売住宅があるのだけど、それに四百万円をまず出資。
売れたら(一千万以上の価格の販売をする予定だったらしい)
四百万以上の金が回収できるから出しませんか?と。
夫はそれにのって銀行に融資を頼む、しかし銀行には断られました。
なんですの、この話?
もし売れなかったら払った四百万はどうなるのかの話は一切ないし、
そんなことも考慮に入れず本気で四百万の融資を頼む側(夫)もどうかしている!
かけらもおかしな話だと思わないのか!
銀行に断られたので話はぽしゃったけど、この件について夫は
ずいぶん長いこと「銀行」の方の悪口を言っていました。
こういったもろもろの「詐欺」案件の中、
どの時点でキレて私はその取引や家そのものと係り合いになりたくないとして
夫に頼まれてお金を金融機関に支払いにくことも、
その場所に同行することも拒否するようになったのか?は覚えていないです。
不動産業者がやってきたいくつかの詐欺行為を上げ
そこに私がツッコミを入れる形で記事を書いてきましたが、
当時の夫に私の「異論」を受け入れてくれる可能性は全くなかったでしょう。
いっては悪いけどこんないかがわしさ満載の話を妄信するような
「アホ」すぎる金銭感覚、社会の常識との乖離、
詐欺のような話を強引に(そうせざるを得なかった)
ぶち壊した私の方を咎めるくらいなのですから。
(ちなみにもしこのことに対して旦那が第三者に言い訳をするときに
わたしのものの言い方が、とか、態度が、とか言おうものなら、
DV加害者の言い訳として「相手の態度(言い方)が怒りを誘発した」
と、相手側の振る舞いにしようとするのが常道だということをお知らせしておきます)
少し中休み、サギソウです。サギはサギでもサギ違いってか。
このインチキ不動産との契約は結婚してすぐのことでした。
私たち夫婦は結局子供に恵まれなかったけど、その当時は
「子供は二人くらいできたらいいね」という話の一つもしていました。
にもかかわらず、結局二千万近くのお金をそこにつぎ込んだ!
子供に恵まれないということで不妊治療もうけていたけど
(念のため言っておきますが、不妊の原因を女性側にだけ求めるのは
間違っていますからね、私たち夫婦のケースにおいても)
それで子供を持つ可能性もあった状況でこの浪費!
たとえどっちに原因があっても女性の方に負担がかかる不妊治療も受けながら、
自衛隊が比較的高給だったから生活そのものが困窮するわけじゃなかったけど、
こんなお金の使い方をする夫を自衛隊内部のコミュニティでは
「家二つ持っている、すごいですね!」
「いやあ、Sさんはお金の使い方が豪快ですからね」
みたいな形で私の意見を受け入れられる素地は一つもないのが当時の状況でした。
それがどれほどつらかったか!
すでに退官している今になってハッシュタグ「自衛隊」にかかわる言葉もつけて
拡散しているのはそこにおける理不尽さに怒っているからです。
そしてそこから十年ほどたった後、
夫は今度は持ち家二件を処分して今のところ(熊本)に移りたいと言い出しました。
その際家の売却と新たな土地と家の購入で世話になったところは
CMでも有名な大手なのですが、そこの担当者に上記の不動産会社が
やってきたことを見せると「こんなの詐欺でしょう」といいましたので、
これら一連の不動産業者の行為を「詐欺」と堂々と言っています。
そしてその大手の担当者から、実はその不動産会社が不渡りを出し、
物件がいくつか競売にかけられているということを教えてもらいました。
なるほど、あの一連のペテン師まがいの行為は!
しかし夫は「社長も夢をもってあそこを開発していたんやろうけどな」
なんて口走った始末です。次記事に続きます。