昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

いじめっ子といじめられっ子は表裏一体

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(いらすとやより)

加害者と被害者は表裏一体

ある二択問題をだします。

「あなたは本来保護してくれるはずの親から

いつも冷たい態度で自分がいかに不出来で

足りない人間かを言い聞かされ、

気分次第で当たり散らされ、

日常生活で経験し感じたことについても

共感してもらった覚えはただの一度もありません、

あなたはそういう家の子供です。」

 

まずこれが前提として二択

Aーあなたはスクールカーストでどちらかといえば上位です

B-あなたはスクールカーストでどちらかといえば下位です

どちらでしょうか?

 

Aと答えた児童はおそらく、

クラスの中でもカースト下位の弱い立場の子を標的にし、

自分が親にされてきた「いじめ」を行うでしょう。

 

Bと答えた児童はおそらく、

親が自分にしているのと同じような「いじめ」を

うけることを無意識にひきよせて、

心で泣きながら黙って耐えることでしょう。

(心が死んで最悪、

自身の肉体をも死に至らしめるまで)

 

自分がいじめを受けていたことを親に言わなかったわけ

これあんまり言いたくなかったのですね。

 

いじめ自殺を阻止できなかった教育機関が、

原因は学校ではなく家庭にあると、

言い訳をする口実を与えることに

つながる可能性があるから。

 

でももう少し続けさせていただきますと、

自分がいじめを受けていた頃、

それを親、特に母親には

絶対それを言いませんでした。

 

いじめを受けている子は絶対親には言わない、

なぜならいじめを受けている

みじめな自分を親に知られたくないから。

 

と、いう風に解説している専門家もいます。

 

まあ、それもあるけど、

いじめられてつらいときに

その痛みに共感してくれるどころか

お前に原因があるからと、

親自身がそれをいって、

さらに傷口に塩を塗るような仕打ちをおこなう、

他の家の親がどうかは知らないけど

自分の母親はそういう人だ、

と、わかっていたから話さなかったです。

 

昨今のいじめを受けている子に対する親の対応は

「お前が悪いわけじゃない、

どんなときもお前の味方だ」

というメッセージを伝えることが重要であると。

 

私は真逆の対応を親から受けてきました、

後ろから撃つような真似ばかり

母親にされてきました。

 

被害者泣き寝入りを望む教育現場

話を一般的な虐待&いじめの件に戻しましょう。

 

子供に対する不適切な扱い、つまり虐待のことを

最近では「マルトリートメント」と言います。

(Maltreatmento-[mal(悪い)]+[treatment(扱い)] )

 

先ほどの二択はあくまで

わかりやすいように作ったもので、

現実にはAとBの間の中間的な存在もあります。

(それは傍観者的な立場になる可能性が高い)

 

そして被害者については

どんな資質が言いがかりをつけられ、

いじめの口実になるかは分かったものではありません。

だから必ずしも虐待的な扱いを受けた子ばかりが

被害者になるわけではありません。

 

しかし、加害者についてはほぼ間違いなく

自分がだれかに「間違った扱われ方」をした経験を

より弱い立場の子に返している、

最初の画像はショッキングですが、

いじめのループの先の先、

まったくやり返せない相手が

標的になったところを表しています。

 

その「間違った扱い方」の主はほとんどの場合親です。

そもそも加害者の親自身が、

親である「強者」の立場を利用して子供を傷つけるのだから、

子供にすれば親のやり方を踏襲したにすぎませんよね。

 

そういう意味では加害者の方こそ、

親を含めた指導(場合によっては治療)が本来必要です。

 

人が永遠に「強者」でいるのは不可能である

人はいつまでもすべての場で

「強者」でいられるわけではありません。

 

たまたま同じ年に同じ地域で生まれ、

たまたま同じクラスに編成された数十人の中で

「強者」(スクールカースト上位)だったものが、

成長して別の場所に行ったとき、

いついかなる時も子供の時と同じ状況で

いられるでしょうか?

 

私自身は学生時代も社会人になってからも

あまり「強者」の立場に立ったことはなく、

それゆえいじめ受けるの専門でもありましたが…、

 

しかし生まれてから中高年になるまで

弱者的立ち位置にいたことのないような人も存在し、

そういう人が今まで通用していたのだからとばかりの

他人への非情なふるまいが明るみにされ、

今まで築き上げてきた地位などから転がり落ちる様も

社会蘭や芸能蘭の記事で見受けられます。

 

上に立った「強者」(それが親であれ上司であれ教師であれ)の

理不尽なやり方や横暴、うっぷん晴らしの八つ当たりを

受け入れるのが当たり前みたいな自分が子供の頃の様相よりは、

そういう今のほうが自分にはまだましに見えるのです。

 

☆本日の癒し~表裏一体~♪~☆

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表裏一体~♪、ゆず好きなんだよね♪(ブログ主)

面と向かって言われると照れるワン(ユズ)

 

いや、この場合のゆずはこちらです👇(ブログ主)


ゆず「表裏一体」

 

アニメ「Hunter×Hunter」のテーマソングですが、

実はひそかに愛犬ユズのテーマソングに勝手に認定\(^o^)/!

 

ユズの場合、表(上)から見れば真っ黒だけど

裏(下)から見れば白のほうが多い、

まったく違うけど「表裏一体~♪」なので(;^ω^)…。