このお題、二度目ですが今日は『進撃の巨人』です。
大人気漫画ですが、人間が生きたまま捕食されたり、残虐シーンも多く、考えてみればよく人気が出るものですね。
(自分も好きなくせにいう事じゃないかもしれないけど)
登場キャラの死亡率がかなり高い漫画ですが、死ぬ直前の戦いに挑むときの飛翔シーンがかっこよくて何度もそこだけ見てしまいます。
かっこよすぎる飛翔シーン、私の推しのまず一つ目が、ウオールマリア奪還作戦の時のベルトルト・フーバー。
彼は主人公たちと同期でしたが、ライナーと同じく大陸マーレからやって来た敵でした。意志薄弱でライナーの腰ぎんちゃく的な立ち位置でしたが、この戦いにおいては何か吹っ切れたようにきっぱりと意思表示をします。
先に戦いに出ていたライナーが同期の兵士たちに追い詰められ咆哮。
その声を聞いた獣の巨人ジークが、ベルトルトの潜んでいる樽を街中に投げ入れます。
そこからベルトルトが飛び出して、宙に浮かんだ彼が下の街を見下ろすシーンが美しいのです。
その後のベルトルトは、エレンとの戦いに敗れ瀕死のアルミンを蘇生させるために捕食されるという悲惨な運命をたどってしまいます。
『進撃の巨人』の場合、飛ぶ姿がかっこよすぎるとそれは死亡フラグ、と、見た方がいいのでしょうかね。
もう一つの推しは「Final Season完結編」のハンジさんです。
エレンの大虐殺を止めるためにマーレで飛行艇を準備するハンジ率いる調査兵団。
飛行艇を飛ばす直前になってフロックの妨害で時間を食い、巨人の地ならしが迫ってきます。
それを足止めするために、アルミンに団長の座を譲り、一人飛び立っていくハンジ。
巨人オタクで研究好きという異色の存在で、一説によると男か女かもわからないとか。ハンジさんが飛びながらつぶやく「やっぱり巨人って素晴らしいな」ってセリフと笑顔が素敵なのです。
巨人愛を自覚しながら彼らをどんどん倒していき、巨人から発せられる高温によって立体起動装置が引火し火だるまになりながら散っていきました。
ちなみに『進撃の巨人』は北欧神話をモチーフにしているとのことですが、ハンジさんの見た目や性格って智恵の神オーディンそのものです。
オーディンは智恵の蜜酒を飲む代償に片目を失ったと言われております。
ハンジさんも戦いによって隻眼になりましたね。
最後にマオの画像。
何を見上げていたんだろう?
調査兵団の如く戦います!
よくよく考えてみると猫の目からすれば人間はみな巨人みたいなものだし、蹴りを入れるのもしょっちゅうやっていることですな。
それではまた(^^♪。