昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

シャンプーからの逃走 ~犬猫vs人間の攻防

今週のお題「好きな漫画」

 

我が家にいる豆柴のメイとユズ、そしてMIX猫のマオ。

野生であれば必要もないが、ペットとしてはやらなきゃ汚いしにおいも強くなるもの。

でもあまり得意ではないシャンプー(*_*)。

 

今回は三匹三様のシャンプー事情をお話しいたします。

 

 

豆柴犬メイ(雌9歳)の場合

まずお断りしなければなりませんが、シャンプーをしたばかりの濡れた体の写真を探したのだけどメイだけが見つかりませんでした。

 

それはメイが三匹の中で一番体が大きくしかもシャンプーからのタオルドライ、そしてドライヤーのすべてで一番激しく抵抗するので写真を撮る余裕がなかったからです。

 

夫婦二人がかりで体を押さえながらでなければすぐに逃亡し、家の中を走り回る、たとえ体が濡れていても…。

 

うちのワンニャンのシャンプーは浴室の洗い場に桶を持ち込んでその中に彼らを入れて洗います。

縦横約40×60センチ、高さ約30センチ。

本来農家がたくさんとれた野菜などを洗うのに使われたりするもので、一番体の大きいメイがきっちり収まる程度の大きさです。

 

そこで体を洗っている間中ずっと、

キューン、キューン(/ω\)…、と、憐れみを乞うような甘え声。

いじめてるんじゃないのだけどね (*_*; …。

 

豆柴犬ユズ(雌4歳)の場合

メイより一回り体が小さいユズもたしかにシャンプーが好きではないようですが、メイほど力を入れて押さえる必要がないので楽です。

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それにぬるま湯を使って体を洗われるのは嫌なようですが、ドライヤーで体を乾かしているときは比較的おとなしく逃げようともしません。

むしろ飼い主二人に囲まれ体をなでてもらえるのはうれしいのかもしれません。

 

しかしそんなユズのシャンプーにおいて唯一困った癖。

それは体を洗ったのち、私たちのそばに来てからでないとプルプルしないことです。

 

メイの場合、体を洗って乾かす、そのすべての過程が苦手らしく、きっちり抑えてないと逃げ出してしまうというのが困りものです。

だがシャンプーとすすぎを終えたのち、洗い桶から出して浴槽におくとすんなりプルプル、通称「柴ドリル」で水気を弾き飛ばしてくれます。

こっちに水がかかることはないしタオルでふくのにも都合がいい、がしかし、ユズは…。

 

このユズの様子を見るたびに私は佐々木倫子さんの漫画「動物のお医者さん」の中の小型犬「スコシ」のエピソードを思い出します。

 

主人公ハムテルの家で一時期預かることになった「スコシ」は常に自分に注目を集めていなきゃ気が済まない面倒な性格。

そしてシャンプー(というより水)が嫌いで、それを行った人間を許さず、その報復なのか?

主人公の飼い犬チョビのように素直に離れているところでプルプルせず、人間たちのそばまで歩いてきてからプルプルして水けを弾き飛ばす、もちろん人間の方もビチョビチョ(ーー;)に…。

主人公の友達の二階堂君は「やなやつ~」とか言っていましたね。

 

まあ、ユズはそこまで厄介な性格ではないのですが、シャンプーするたびに思い出してしまうのですよ('◇')ゞ。

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お願いだからそこでプルプルしてよ!

 

MIX猫マオ(雄6歳)の場合

猫は自分で毛づくろいをして体を清潔に保つので犬ほど頻繁(一か月に一回ほど)にシャンプーをする必要はありません。

資料によっては「必要ない」と言い切っているところもあるくらいです。

 

うちでもマオを洗ったのは、保護した当初に台所の流し台で1回とメイ&ユズのついでに洗った1回の計2回しかありませんでした。

 

ただ昨今、阿蘇山からの火山灰がひどく、外で転がりまわっているマオが灰まみれで帰ってきたのです。

mishablnc.hateblo.jp

火山の噴火事情はこちらの記事をどうぞ('ω')ノ。

 

マオの毛は白とキジ柄が混じっていますが、白の部分は本当に純白ともいえる色で「きれいな猫ですね」といわれるほど、それがちょっとやそっとの毛づくろいでは落ちないほど灰かぶりになってしまった(・_・;)…。

 

ということなので、先日久しぶりにメイとユズだけでなくマオのシャンプーも行いました。

 

猫の毛は犬より細く柔らかく、その分拭いて乾かすのにちょっと厄介。

 

もともと砂漠の原産の水が苦手な生き物なので、濡れた状態でいることの違和感は半端なかったのでしょう。

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ドライヤーで乾かしている最中に逃げ出して窓辺にて自分で毛づくろい

 

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一心不乱に舐めております。

 

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若干濡れたところが残っているが、ある程度乾いたのでウッドデッキに出すと今度は爪とぎ。

 

シャンプーした甲斐もあり、マオの白毛はもとの白雪のような美しさに(*^^)v。

 

しかしその喜びは数日しか持ちませんでした。

せっかくきれいになったマオは再び灰が降り積もるガレージの屋根の上に"(-""-)"…。

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なんか文句あるのかにゃ?(マオ)

 

その様を見たとき、( ゚Д゚)!!!

お前には灰かぶり王子の称号をくれてやる!

心の中でそう叫びました。

 

そのときの灰はマオ自身の毛づくろいである程度とれましたが、これからもその時々の風向きと降灰の量によってマオの毛皮は

白雪→灰かぶり→白雪→灰かぶり→白雪→・・・、

火山の噴火がおさまらない限り変化していくのでしょう(ーー;)。

 

ディズニープリンセスならどっちでも素敵なのですけどね(;^ω^)。