梅雨が明けて夏本番、
我が家の畑ではミニトマト、インゲン、オクラetc
もうちょっとで赤くなりますね。
猫は涼しいところを求めて
九州のほぼ中心部に位置する阿蘇山が今月の28日にまたまた噴火しました。
時々火山灰が飛んできて我が家にもうっすらと降り積もっております。
火山灰というのは掃除の仕方を間違えると
えらいことになる(>_<)
あれはモノが燃えたときに出る灰のようなものと違い、岩石が細かく崩れたもので、粒子は砂粒以上に細かいくせにガラス質で実は結構とがっているものなのです。
ガラスの破片が超細かくなった様をご想像ください。
うかつに吸い込むと粒子がとがっているので、気管を傷つける恐れがありマスクが必須です。
車の上に降り積もると要注意です。
フロントガラスの上のを取ろうといきなりワイパーをかけると、ザリザリっとガラスを傷つけます。
ボディも拭いてもいけません。
高圧洗浄機などで洗い流すのがよいのです。
火山灰は水にぬれると固まる性質があるので、水圧でプシューっと固まる前に落とすような感じですかね。
まあ、今回の噴火は警戒レベル2で火山周辺立ち入り禁止となる程度。
熊本地震の約半年後に起きた爆発的噴火の時に比べるとマシっちゃマシなのですが…。
2016年の爆発的噴火の時に庭に降ってきた噴石です。
リップクリームは大きさの比較のために置きました。
真夜中に噴火が起きこんなのがふってきたのです。
夜中になにか降ってくるようなものすごい音がして、寝ぼけていた自分は火山と反対側の窓をあけました。
真っ暗で何も見えなくて、とてつもなくでかいヒョウでも降ったのかな?
庭の野菜(10月だがオクラやトマトがまだ残っていた)はだいぶ傷ついただろうかな?
でも、もう仕舞うところだったからいいか、などと、のんきなことを考えて再び眠りにつき、
朝びっくり\(◎o◎)/!
視界一面、灰色の世界(; ・`д・´)…。
これの掃除には数か月以上かかりました。
行政は市民が集めた灰を捨てるための場所まで用意しました。
車などの手入れは旦那に任せて、最初はガレージやベランダなどコンクリートの上に積もった灰の撤去でした。
粒子が細かいからすぐ空中に舞うし、集めるとけっこう重いし、うかつに濡らすと固まるし…。
さらに厄介なのは、庭に降り積もった灰。
土の上に降り積もっているから完全に除去することはできないのですね。
時間をかけている間に植物は枯れるし…。
その後、クリスマスローズ、オレガノ、イチゴが枯れました( ノД`)シクシク…。
土と粒子の大きさが違うから層になるのです。
今でも庭の宿根草などを植えているエリアを少し掘ると
火山灰の層が出てきます。
なるほど、こういう感じに地層というものができて、何万年前の地震や噴火も知ることができるのね。
プチ研究者気取りで言ってみます(*^^)v。
これが現在うちのベランダに積もっている火山灰です。
風のせいでまだらに集まっています。
爆発的噴火の時は床も見えないくらい積もりました。
噴火警戒レベル
- 活火山であることに留意
- 火山周辺規制
- 入山規制
- 避難準備
- 避難
現在は2です。2016年の時は3まで引き上げられました。
実は2014年ごろから2になるような噴火が、阿蘇では何度か起こっており、今回も、またか( 一一)、と思わなくもないけど…。
ただ近年では熊本阿蘇のほかにも鹿児島では桜島や新燃岳も大きな噴火があったし、御嶽山の噴火は衝撃的だったし、海外ではハワイが記憶に残っていますね。
(どうなってるんだ、地球?)
健康的には昨日からちょっとのどが痛いです"(-""-)"。
夏だから窓を開けるし、火山灰は軽いから家にも入ってくるのかも、家の中でまでマスクしてらんないし、フローリングが心なしがじゃりじゃり…。
いつもよりまめに拭き掃除しております。
(風に乗って若干粒子が入って来るだけなので、雑巾やクイックルワイパーでなんとかなります。)
ではでは<(_ _)>