本日は、夏の家庭菜園を考えるのに重要なポイント。
連作障害と最強のコンパニオンプランツ、マリーゴールドの話です。
連作障害とは
同じ科の野菜を同じ場所で作り続けると特定の栄養素が減っていったり、あるいは害虫がはびこったりして、うまく育たなくなってきます。
それを「連作障害」といいます。
連作障害になりやすい「科」としては、
アブラナ科以外はほぼみな春に植え付けて夏に収穫する「夏野菜」がほとんどです。
育ててみたい野菜は多々あれど、スペースに限りがある家庭菜園ではどういう配置で植え付けて育てるか?と、悩んでしまいます。
ナス科の夏野菜たち
わかりにくいうえに厄介なのがナス科。
ナスがナス科なのはわかるけど、ピーマンやトマトもそうだというのは家庭菜園をはじめてから知りました。
さらに驚いたのがジャガイモもナス科だったってこと!ピーマンやトマトならナスと同じように花が咲いて実がなるのだが、根が膨らんだものを収穫するジャガイモまでそうだったとは !
早春に植え付けたジャガイモ。
以前紹介いたしました「インカの目覚め」の花の画像です。
こちらの記事にあるとおり、今年は三種類のジャガイモを植えました。
早春から初夏にかけてジャガイモをいっぱい作りたいと同時に、その後は同じナス科のピーマンやミニトマトも作りたいのです。特にミニトマトは収穫できると食卓のメニューにおいて何かと便利なので、夏にぜひ栽培したい野菜の一つ。
昨年及び今春ジャガイモ及びトマトを作っていない場所?
ほんと、限りある面積の家庭菜園で、そういうのきっちりするのって難しいのです。
ゆえに最近は大きめのコンテナも併用して、ジャガイモなどの野菜を栽培しています。
畑の勇者マリーゴールド
さて、植物には同じ場所に植えるとお互い良い効果が期待できるものがあります。
それを「コンパニオンプランツ」といいます。
マリーゴールドは コンパニオンプランツとして相性の良い野菜が多く
- トマト
- ナス
- ジャガイモ
- キュウリ
- ダイコン
- カボチャ
- マメ類
などなど。
土中にいて根を食い荒らす線虫(センチュウ)という害虫がいます。
根に小さいこぶを作るネコブセンチュウ。
根を腐らせるネグサレセンチュウなど。
これらに対抗する植物としてマリーゴールドは有効です。
また葉や花のにおいも強くコナジラミを避ける効果があるとされています。
マリーゴールドの花言葉の一つに「勇者」という言葉があるのですが、
なるほど害虫に対抗する様はまさしく「勇者」!
とはいっても害虫をやっつけるわけではなく、嫌がるにおいを出して害虫を避けさせるだけ。コンパクトな花なので効果の範囲もそれなり…。
ゆえに野菜苗の間にできればいくつも植えたほうがよいのでしょう。
マリーゴールドは葉や花や根すべてに効果があるので、花が終わった後には緑肥として畑にすきこんでも、同様の効果が得られます。
最後の最後まで役に立つ花なのです。
☆本日の癒し~雨の降る日にペッチャンコ~☆
こちらは昨日のマオの画像です。
ウッドデッキのあめのかからないところでペッチャンコになっている様子。
奥の方にあるのが収穫間近のジャガイモのコンテナです。
それではまた(^^♪。