豆柴犬の被毛について

今回は豆柴の被毛についてお話いたします。

(豆ではない柴犬の方にもほとんど当てはまる話です)

 

 

ダブルコート

豆柴は春と秋の年に二回換毛期をむかえます。

ここ数日グッと気温が下がったせいか

メイの被毛が冬毛に変わろうとしているみたいです。

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この角度じゃわかりにくいですが自分で自分の体を掻いています。

  

豆柴の被毛はダブルコートと呼ばれ

主毛と副毛の二種に分かれます。

 

主毛は人間の衣服に例えると

雨風を防ぐコートやジャケットで、

副毛は中に着るセーターやカーディガン、

それが春から夏、秋から冬にかけて年に二回、

衣替えをするのです。

 

抜けるのは主に副毛といわれるフワフワの毛の方です

夏に着用していた薄手のサマーニットを

今メイは厚手のウールセーターに着替えている途中といったところですね。

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 メイの後ろ脚の付け根のアップです。

境目が見えますがそこが抜けたところ、

ちょっと引っ張るだけですっと抜けます。

今は抜け始めなので後ろ脚の部分だけですが

お腹のあたりが抜けると境目がまるで地図のような図柄になります

 

裏白

豆柴(柴犬)は顔の頬や目の周り、

胸などの被毛は白く「裏白」と呼ばれております。

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幼いころのメイ、お腹や頬は白いです。

 

黒も背中の部分の被毛は黒いですが、

赤と同じく裏側の毛は白く赤よりもよく目立ちます。

また目の上にある白っぽい毛が「マロ眉」といわれ

黒柴のチャームポイントとなっております。

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 幼いころのユズ、マロ眉もあるよ(*^。^*)。

 

アグーチ遺伝子 

豆柴には赤(茶)黒、そして胡麻などの毛色があります。

この犬種に赤が多いのは遺伝的にそれが優性となっているからです。

 

うちのワンコの事例を挙げると、

メイの毛色は赤ですが、

母犬が赤、父犬が黒、一緒に生まれた姉妹犬は黒でした。

メイの毛色の遺伝子は 「赤×黒」で赤の毛色が現れ

姉妹犬の方の遺伝子は「黒×黒」だったのでしょうね。

 

またメイは三回出産しておりますが

  1. メイ(赤)× 父(黒) = 赤1、黒1
  2. メイ(赤)× 父(赤) = 赤3
  3. メイ(赤)× 父(赤) = 黒1(ユズ)

生まれた子犬の毛色は上記のような形になりました。

 

三回目の出産で、メイもお相手の犬も赤毛だったのに、

生まれたユズが黒毛だったのは

両親とも現れた毛色は赤だけど、

黒の劣性遺伝子を持っていてそれが重なったからでしょう。

 

エクステンション遺伝子 

豆柴の毛色には白というのもあります。

黒や胡麻よりさらにレアで、

アルビノというメラニン色素欠乏症なのでは、

と、健康的に心配されていたことがあったのですが違います。

 

動物の毛色を決定するアグーチ遺伝子の組み合わせによって

柴の場合、赤、黒、胡麻などの毛色が現れるのですが、

もう一つエクステンション遺伝子というのがあり、

それの優性を「E」、劣性を「e」とすると、

「EE」や「Ee」の場合は

アグーチ遺伝通りの毛色が現れますが

劣性同士の「ee」の場合のみ

アグーチ遺伝子の発色が阻害され白毛となるのです。

 

白の柴ワンコちゃん、

テレビや写真でしか見たことないけどかわいいですよね(^ω^)。

 

ではでは<(_ _)>。