昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

頭の中身が数十年前のままの者に番組を作らせるな【NHK炎上案件】

ここ一週間、NHK番組が立て続けに炎上騒ぎを引き起こしております。

 

チコちゃんに叱られる』のパワハラマナー講師。

『ちむどんどん』の登場人物のひんしゅく物のふるまい。

 

どうも内容を読んでいると、20年以上前の世界からタイムスリップしてきたような人に番組制作を任せていたような

(*-ω-)ウンウン♪(--〆)…。

 

 

 

他者に罵声を浴びせること自体マナー違反では?

平林郁という名物マナー講師がいて、その方を『チコチャンに叱られる』に出演させ、スタッフの女性にテーブルマナーを教え込むという企画でした。

 

この講師、どこが「名物」なのかというと、やたら人を怒鳴りつける鬼講師で、ユーチューブでも話題。

ただ私見ですが、要するにマナーって人を不快にさせないための思いやりでしょ。

いくら教える立場と言っても、他人をやたら怒鳴りつけるのは、そもそも人としてのマナーがなっていないのでは?

 

そういうのを熱血指導としてもてはやしていた時代があったな。

私たちはそういう時代に上の人間からあれやこれや指導される20代を過ごしたけど、怒鳴られた体験を「あの時厳しくしてくれたから今の私がある✨」なんて感謝の念はかけらも持っていません。

番組制作した人たちってそういう罵声や暴言でしか指導できない上の立場の人間の、心理的暴力をうまくかわしてきた人たちなんでしょうかね?

それでスタッフ泣かせて「いい絵が取れた」とか「笑いになる」とか思っていたんでしょうねかね?

昔は違ってた?いやいや私は昔でも不快でしたけどね。

だから「昔は許されたけど今は違う」って言い方も、なんとなくむかつきます。

 

昔、日テレ平日の情報番組で、関西弁の料理講師が各家庭にお邪魔して料理指南をする企画があったけど、その人の偉そうな物言いも不快で見るのやめた記憶があります。

問題の講師も関西弁で暴言だったけど、メディアは関西弁を使う人間を、人を怒鳴りつけたりずけずけ言ったりする「暴言キャラ」のステレオタイプとして扱ってないですか?それも気になるしずっと不快でした。

私もしゃべるときは関西弁ですが、普通にしゃべっていると「想像していたより言い方が柔らか」と言われますよ。メディアの関西弁のイメージがきつすぎるのではないですか?

 

つっこみがいのあった番組内容

フォークの歯4本が他の本数より一番食べやすいのを検証するのは、物事の成り立ちを調べる、いわゆる歴史的検証です。

テーブルマナーを仕込むのとは少しずれているのに、それを併用してスタッフ罵倒させて何がしたかったのか?

 

他、そのパワハラ講師はスタッフが「いただきます」というと、

「他人といる時は『頂戴しますやろ』!」と罵声を浴びせてました。

でも、若い人が隙なく「頂戴します」なんて言われるより、「いただきます」と、ぎこちなく会釈されるほうが、すれてない感じがして好印象です。

あくまで個人の見解ですが。

 

言いたいのはマナーって時代や受け止める人の感性やその場の状況でいろいろ変わるのに、なにを偉そうに指導してるねんってことだね。

 

マナー指導の需要

その暴言講師とタレントがうまくかみあって、ユーチューブでは人気を博したそうです。好きな人がそれを見るのは勝手だけど、企業からの注文が多いというのは気になりました。

怒鳴られるのが好きなマゾな個人が教えを乞うのは勝手だけど、企業が命じた講習では社員は断れないのにそこでパワハラはね。そんな企業の品やサービス(NHK含む)はパワハラ容認企業として避けたいところなので、自分も利用する企業の中に彼女の顧客があったりしないかは気になるところです。

 

リモートワークでのマナーと言うのもでてきているそうだけど、家の構造も家族構成も各々違うんだから、できることとできないことは人によって違ってくるでしょう。それを「マナー」でしばって、講師らの食い扶持にするのはやめてほしいです。

 

炎上記事だけで朝ドラストーリーを把握

「ちむどんどん」というNHKの朝ドラの炎上ネタが、最近ヤフーおすすめ記事に毎日あがってきています。朝ドラなんて見なくなってもう何年にもなるのに、記事だけで大体のストーリーを把握してしまいました( ̄▽ ̄;)…。

 

上の立場の人間に歯向かうのに躊躇しない主人公なんて、半世紀近く前、うちらが小中学生の頃なら受け入れられたかもしれないけどね。

くってかかるのが悪いのではなく問題はその内容。

納得できたり共感できたりするかどうかなんだけど、そこがおそまつなまま、怖いもの知らずのヒロイン描かれてもね、そこもまた時代遅れだったのでは?

 

料理勝負も怖いもの知らずのヒロインもお腹いっぱいだよ

レストランに勤めて十日余りの主人公がオーナーにくってかかって料理勝負。

それ自体唐突で???でした。

 

主人公のセリフで唖然としたのは、オーナーに、

「自分で料理しないくせに偉そうです。みんなそう思っています。」

レストランで料理を提供される人の中には、自分で料理しない人もいっぱいいるだろうし、そういう人が店の料理にクレームつけたら、あなたそういうこと言うの?

しかも「みんな」って、勝手に他の人間を自分のいちゃもんの味方にしようとしている独善性と幼児性。

そりゃつっこまれるわ!

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン。

 

料理勝負なら昔は「どっちの料理ショー」なんて番組もあったけど、たぶん「美味しんぼ」とかの影響だったのでしょう。

今となっては何の意味があるのって感じです。

判断する人の味覚によっても変わってくるものを勝負にするだけ虚しいね。

 

そこまでが昨日読んだあらすじで、結局勝負の行方はどうなった?と思っていたら、今日は長兄(ニーニー)のろくでもない話に移ってました…。

 

☆本日の癒し~あいかわらずのハーブスキー~☆

魚料理でよく使われるフェンネルをバックに違いの分かる男マオ。

 

くんかくんか。

 

それではまた(^^♪。