本日17日、NHKの『クローズアップ現代』でジャニーズ問題を扱うとのことです。
(総合にて19時半から放送)
ようやくかよ!
独自取材もしていたという話なので、BBC報道の後うごいたなら、まあ、今の時期でも不思議はないか。
NHKにもその他つっこみたいことは多々あれど、文句言いたいのは民放の方だわ!
フジテレビの社長は定例会見で、
「本件について事実関係がよくわからず、コメントは差し控える」
なんて言っておられましたよね。
BBCの報道内容が日本の芸能界に「寝耳に水」のような内容なら、その言い訳も通ったでしょうが、もともと特にファンでない一般人でも噂レベルでなら知り及んでいた話でしょう。
そして、さかのぼれば50年以上前のフォーリーブスの時の話まで存在していたのなら、過去に取りざたされた案件だけでもまとめて放送することはできたはずです。
今まで芸能人の醜聞が出たら、翌日には、情報バラエティ系の番組でそのようにしてきたくせに、どの面上げて「事実関係が分からず」なんでしょうね?
同じく会見で専務の方が「事案ごとに判断して」などと言っておられましたが、それは「報道しない自由」とやらの行使ですか?
「報道しない自由」なんてメディア業界にあるわけないでしょう。
あるのは「国民に真実を知らせる義務」ではないかと、一般視聴者は考えていますけれどね。
(いらすとやより)
事務所の社長が動画で会見という、逃げ逃げの対応ではあるけど謝罪らしきものを行いました。
なので、昨日より民放各局もニュースや情報番組などでも、仕方なく感満載ではあるもののちょろっと扱っていましたね。
でも、この事件はマスコミが1980年代の暴露本や1990年代の文春の記事など、問題になった時にきちんと扱っていれば、被害にあわずに済んだ人もいるんです。
そこのところの検証を無しに風化などさせるつもりはないですよ。
とはいえ、前々から言われていたNHKの『クロ現』などでの放送。
ようやく一歩動いた感があります。
これは、署名運動やスポンサー不買運動など、一般国民が何らかの形で声を上げた結果でしょう。
しかし本来、芸能事務所が人権というと大げさですが、権力を握った上層部が自分の欲望のために人をふみにじるような真似をしないこと。
マスコミ各社は相手がどんな存在であれよからぬことはきちっと放送して国民の知る権利を守ること。
スポンサー企業はコンプライアンスに照らし合わせて、少しでも疑問のあるところとは契約をしないこと、契約途中でそれが明るみに出た場合は相手が何者であれ、速やかにその関係を絶つこと。
この基本的なことが守られていれば起こらなかった、起こっても被害は最小限に食い止められたはずですけどね。
ジャニーズ問題は、芸能事務所・マスコミ・スポンサー企業が三位一体で起こした事件ともいえるでしょう。
人によってはこれに広告代理店を加えたりもします。
なるほど、東京五輪で暴利をむさぼったD社とか、子供に対する犯罪行為を「ハラスメント」と言い換えるなど過剰な気遣い(忖度)を見せたH社とか、そんなのばかりですからね。
(わかる人にはわかるので伏字にする意味はなし💦)。
とりあえず今日の放送を見守りましょう。
私の場合、リアルタイム無理でビデオ視聴になるかもしれませんが。
本日のマオ
猫はなぜかまってもらえないとなるとへそ天を繰り出すのだろう?
やはり必殺技だと思っている?
それではまた(^^♪。
余談だけど、はてなブログだけめちゃ反応鈍いです。
(-_-;)……。