昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

小説のタイトルとは【カクヨムエッセイより】

カクヨムで作品を発表していることを以前書いたことがあります。

mishablnc.hateblo.jp

 

作品を書いていて、迷うことの一つはタイトル。

最近はやたらと長いタイトルが多いですね。

 

Webの検索システムのせいでしょうか。

キーワードをできるだけ盛り込んで、一目で内容がわかるようにしようとするとてんこ盛りになるのでしょうね。

 

紙媒体主体の昔は、内容に即しながらもいかに詩的で人々の興味を引くかがポイントとなっていたのに。

 

海外の作品だったら翻訳者の腕の見せ所でもあります。

 

例えば『Gone With the Wind』。

邦訳『風とともに去りぬ』。

 

「去った」ではなく「去りぬ」にしたところが巧いと言われています。

 

そんなうまいタイトルの名作を遊びでWebタイトル風にしたら、頭の体操みたいで面白かったので、短いエッセイにまとめてみました。

お読みくださって良かったら☆や♡つけてくださればうれしいです。

kakuyomu.jp

 

さきほどの『風と共に去りぬ』をWeb小説のタイトル風に変えてみたらこうなりました。

『街一番のイケメン貴公子はアタシのことが好きなはずなのに他の女と結婚!早く愛を伝えて婚約破棄させなくちゃ!』
 ~どうして思い通りにいかないの?八つ当たりで手近な花瓶叩き壊したら、変なヤツに目を付けられました~

 

『婚約破棄』とかが現在のカクヨム小説家になろうでよくあるエッセンス。

Web風タイトルと作品に対する感想が書かれております。

全1500字以下の短いエッセイなのでよろしければ。

 

涼を求めて寝床ジプシーなマオ

マオの話によるとねこ森町でも人間が作った作品がいろいろ公表されています。

 

猫関係の話が多いですね。

 

人間界の吾輩は猫であるという夏目漱石の有名な小説は、ねこ森町に行くと、『名無しの猫が下僕を使役する方法』というタイトルでノウハウ本の古典となっているそうです。

 

猫界では「名有り=下僕持ち」「名無し=下僕無し」という固定観念があります。

なので名無しのまま下僕を持つことのできるミラクルなノウハウは、実際にうまくいくかどうかは別として、興味を持たれるようです。

最後には酔っぱらって水がめに落ちて死んじゃう話なんだけどね💦。

 

それではまた(^^♪。