前回に引き続き、自衛隊のセクハラ(性犯罪)隠ぺいの記事です。
加害者のあきれた言葉
加害者が謝罪の手紙、一応目を通しましたがあきれました。
二人以上の加害者の手紙に「不快な思いをさせて申し訳ありませんでした」というような言葉が入ってたのです。
犯罪と言ってもさしつかえない行為の謝罪で使う言葉が
「不快な思い」?軽すぎでしょ!
二人ほど土下座をして謝ったというけど、土下座って腰の低い恐喝ですからね。
男がこれほどやっているのだから、された側は許すべきだみたいな。
被害者は実名で顔も晒して告発しているのに、この加害者は未だに名も公表されないのです。警察が再捜査に乗り出したとの話ですが、今度こそ口止め工作を受けた人間も証言して、ちゃんと犯罪として立件してほしいですね。
もう隠ぺいは一切許さない、すべてのハラスメントを白日の下にさらせ
前回の記事でも指摘しましたが、自衛隊の隠ぺい工作で泣き寝入りさせられてきたのはユーチューブで訴えた彼女だけじゃないですよね。
彼女の訴えた案件の主犯格は四人だったらしいけど、口をつぐんでいた隊員や報告をしない上層部も同じく加害者だと認識しています。
自衛隊の女性隊員は後輩が相談しているのに、それを逆に「ちやほやされているだけ」とか、「そんなことも耐えられないで」とか、そう言ってれっきとした性犯罪も含まれる所業に耐えることを強要することをするそうですね。
こういうセクハラを許容する先輩の女性というのは他の組織にもよく見られます。
自分たちが新人の頃にそれに耐えて、そこをうまくこなせたからこそ今の自分がある、という、歪んだ組織構造に支えられた自意識。それが後輩を苦しめている元凶の一つであると、ベテラン女性(男性)も自覚をしてほしいものですね。
まあ、だからこそ自分は安易に人を許せとかいうことをほざく奴らが嫌いなのです。
自分が相手(あるいは環境)による理不尽な所業を許して耐えてきたからこそ、後に続く人間がそれに耐えられないのを甘えとみなす、非人道的な発想を平気でするようになりますからね。
少し長いけどこちらの記事からの抜粋です。
セクハラを含む各種ハラスメントだって、最初にそれを受けた時の嫌な気分、それを受け入れず(相手を許さず)忘れなければ、同様の被害を受けた若い人たちをさらに追い込むような言動をするのではなく、自分たちの時代には不可能だったけど一緒に改善していこうという発想になりそうなものですけどね。
過去のことを許さないというとしつこい印象を与えるけど、傷つけられたことを許して受け入れたことによる弊害は自分のみならず、自分の後から続く若い人たちに対して重大な害悪を与えているということは、昭和を生きた私と同じ世代の人間には特に気づいていただきたいですね。
あとそれから「彼らにも家族がいるから」なんて形で、加害者をかばう上司もいるようですね。
家族がいるというのならね、もし自分の娘や姉妹がそんなひどい目に合って、退職せざるを得なくなったり、心を病んだりしたらどんな気持ちがするのか!
想像したことないんか!
加害者の罪なき家族を口実に被害者に和解(泣き寝入り)を強要するなんて、職場のセクハラだけでなくほかの性犯罪でもよくある光景だけど、質の悪い脅迫だとは思わんのか!
そもそも家族がいるならそんなことするな!同情する余地あるか!
自衛隊内部でセクハラ(セイ犯罪)被害を受けたのは告発した女性だけではないだろうから、過去に起こった件も全部明るみにして関係者の処分をしっかり行うこと。
そしてそれをするまでテレビメディアなどは何度も厳しく自衛隊を糾弾すること、今のままでは、国民の税金が自衛隊に使われるのはまっぴらとの気持ちにしかならないです。
統一教会もいいけど、同じだけこの件への糾弾もワイドショーなどでお願いしたいですね。
☆本日の癒し~新しい時代の扉を開けよう~☆
とりあえずこの扉を開けよう(マオ)。