以前、日本テレビがやらかしたタレントがわざとペンギンのいる池にダイブ事件のことについて書きました。
その件について批判するのをメディア業界では『弱い者いじめ』と、いうそうです。
4月11日付の講談社、週刊現代「ペンギン落下騒動後も炎上続いたが、なぜ不寛容な社会がエスカレートしていくのか」より抜粋
- 大炎上するのは、物心ともに余裕がない人が増えている裏返しとも言えそうだが、そんな世の中にした政治家を執拗に追い詰めるかと言えば、意外と寛容だったりする。
- 弱い者同士で叩き合っても世の中は何も変わらない。不寛容な社会が加速していくだけじゃないか。
新聞や週刊誌の記事はすぐリンク切れ起こすので、一部抜粋で失礼いたします。
番組でペンギンの池へのわざとダイブする行為を迷惑ユーチューバーと同じだと言った人は多くいたし、その通りだと思います。
しかし、素性もばれて企業からも責任を追及されている一個人と、国民の財産である公共の電波を世界標準から見てもかなりの安値で使わせてもらって、絶大な影響力を持つメディア企業を、同じ「弱者」のくくりに入れているのはいかがなものでしょうかね?
春日に対しては謝罪文を送っていた事実が公表され、今はそれほど責められていません。
加藤の方は謝罪の態度がなってないと言われ、確かに未だ批判の声は残っております。
しかしこの件で最も批判を受けるべきは日本テレビという巨大メディア企業ではないですか。
その巨大企業が批判を受け続けることにブレーキをかけるのを手助けするためなのか、各方面から「弱者」を引き合いに出して、性懲りもなく擁護記事いい加減にしてほしいものです。
以前4月から人気アニメ『鬼滅の刃』第三期が始まることに関する記事を書きました。
三期では、玉壺と半天狗という鬼が敵として立ちはだかります。
この二つの鬼って、人として弱い部分を付け込まれた、とか、鬼にならざるを得なかった悲しい過去がある、とか、見ていて共感できる部分が全くない鬼どもなので、物語的にどうなるのかな、と、言う懸念が実はあります。
その中でも半天狗という鬼ですが、この鬼がつくづくメディア業界にそっくりですね。
特に自分たちの業界の暗部や不祥事が明るみになって批判を浴びた時の態度が、半天狗そのものです。
半天狗は上弦の肆。
上弦と言いうだけあって今まで数多くの人を殺害してきました。
にもかかわらず自分が攻撃されると、
「弱い者いじめをするなあああああ」
と、わめくという……。
一般の人々を超える圧倒的な力をもって行った自分の加害事実は棚に上げ、自分が攻撃されることについては「力のない自分を虐める悪者ども」と、いう認識でいるという被害者意識の塊です。
個々のタレントにしても、芸能事務所やテレビ局そのものの不祥事にしても、結局、彼らが自身の特権意識で、一般人なら許されないことを自分たちはしてもかまわない、なのに謝罪しなければならないなんて…、と、心のどこかで思っているのでしょうね。
それをわからないのか、あるいはわかっているけど「ウザ~!」と、思っているからなのか、批判する一般人に、
「弱い者いじめをするなああああ」
と、半天狗のごとき心の叫びを具現化した記事を出して、一般人を貶めているのですよね、メディア業界は!
それ、自覚できてます?
各テレビ局や新聞社、出版社など大手メディア企業は?
自分たちにだけとことん甘いように見受けられますが…。
おまけの天狗ネコ。
面を取ったら男前ニャ(マオ)。
刀鍛冶のキャラたちの素顔ってどうなんでしょうね。
鋼塚さんは長老から「かわいい」と言われてましたが……?
それではまた(^^♪。