昭和ネコ令和を歩く

~Show a Cat walk in 00~

友だち少ないですけど、なにか? ~虹の橋までこころの傷を~

今回は友達にまつわるネガティブ記憶を猫の話に絡ませながら('ω')ノ。

 

 幼稚園から中学まで

子どもの頃の私は幼稚園の先生に「栄養失調」なのでは?

と、心配され、親が問い合わせを受けるほどのガリガリな体形でした。

「もやし」とか「ガイコツ」とか、いじめられましたわ。

 

それでも家庭が避難所となっていれば救いがあります。

でも私の場合、母親が率先して子供をののしり、思う通りにいかないと感情的に切れまくって罵声を浴びせ…、というような家庭でした。

今思えば

人間にいじめられた子猫が人間を見て逃げるようになるのと同じで

「おとなしい」「引っ込み思案」な子ゆえに絶好のいじめの対象にもなりました。

母親は弟と比べて

「子供らしい朗らかさがない」

「陰気臭い」との人格批判。

 

本来守ってくれるべき親からののしられて朗らかにふるまえる子供がいるんでしょうか?

もしいたら、人生のどこかの段階でこれまたメンタルぶっ壊れる可能性が高いというものですけどね。

 

 

高校から社会人まで

子供のころ済んでいた地域は柄が悪い、ということでも評判のところでした。

いじめや学級崩壊は常態化していたし、そんな粗悪な学習環境下でも成績はそこそこよかったのです。

 

それで学区内で中の上か、上の下くらいのランクの 公立高校に進学しました。

そして今まではいじめの口実の一つとなっていたやせ形体形が、同級生の女子にうらやましがられるようになるという逆転現象(◎_◎)!

 

既にアラフォーとなった今に至るまで「スタイル」だけは、他人にうらやましがられる、食べても太らない体質なもので。

 

他にも、中学までのひどいいじめを高校に入ってから受けなかった要因として、進んだ高校の校風が、勉強でも何でもやればできる、でも、あまりやろうとしないタイプ。

いわゆる競争心の希薄なタイプの生徒たち(よく言えばおっとりタイプ)が、多くいるゆるい雰囲気だったというのもあるでしょう。

 

ここまで書くと、事態が好転して良かったね。

と、なるところですが、ベースとなる家庭が、弟や他の家庭の子供と比較して娘を欠陥品扱いする母親が幅をきかすようなシロモノ !

ゆえに対人姿勢が変わったわけじゃないのですよね。

 

つまり、人間たちが

「みずほらしいやせっぽちの猫め!」

と、散々いじめ倒していたくせに

それが血統書付きの品種だったとわかったので、

「じゃあ、ちょっと大事にしてやろうか。」

と、ばかりにチヤホヤしだしても、

いじめられた経験をもとに形作られた猫の、

人間に対する認識や態度が変わると思いますか?

 

メインでいたぶる人(実母)の態度は変わらないわけだし

(ノД`)・゜・゜・。

 

 

でも友だちが欲しくなかったわけじゃない。

周りの人と仲良くやっていきたくなかったわけじゃない。

それで落ち着いた立ち位置が、何考えているかわからない陰キャだけど「いじりやすい」キャラ。

 

でも「いじり」って、確かに中学までのあからさまないじめ行為よりはましだし、少なくとも周りは受け入れてくれているって思っていました。

周りの人間の見下し感情みたいなのは薄々感図いて、思えば実は傷ついていたわけだし、そういう形での関係性しか持てないなら一人が楽。

あの当時は「ぼっち」とか「おひとりさま」なんて 今以上に侮蔑の対象になっていた時代です。

自分の中でもけっこう葛藤があったのですよ(ーー;) 。

 

 

結婚してから今に至るまで

社会人になってからは、パワハラとかセクハラとかに当たることされたり、ブラック企業といえるようなところに勤めたこともありました。

 

結婚してからは専業だった上に子供ができなかったので、交友関係はめちゃ狭まりました。

ひとりでいろいろ好きな事して楽しめる性質だったので、むしろ楽っちゃ楽でした。

 

世間一般を見渡せば

「姑に苦しめられる嫁」「実母に苦しめられる娘」。

あるいは「子供有り」「子供無し」でも圧倒的に前者の方が多数派。

 

わたし常にマイノリティだったのね(*_*) 。

自分で望んだわけじゃないけど…。

 

ひとりでいることの楽しさも知ったから誰かと遊ぶとか、つるむとか、したいという欲がこの年になってトンとなくなってしまったけど、

 

ただ、自分たちの暴言でいわゆる「自己肯定感」というやつですか?

あるいはそれに基づく他人に心を開く積極性とか

何もかも奪っておきながら ;つД`)

私を友だちもろくに作れない欠陥人間扱いしてきた実両親の言動は許せない!

人としてあり得ない!

と、今でも思っております。

  

 ☆本日の癒し~心を開く以前の子猫たち~☆f:id:mishacarrot:20190201143852j:plain

黒猫チビと白毛玉の幼き頃の2ショット写真。

うちにご飯をねだりにくるけど、母猫の警戒心が強くなかなかなついてくれなかった時の画像。

 

チビはその後かなりなついてくれて、2018年に虹の橋のたもとへ。

 

こころの傷は、寄る辺のない猫を保護して育てることで癒されてゆく、という説があるけどどうなんでしょう?

虹の橋のたもとへ旅立つ時にこころの傷も一緒に持っていってくれるとか?

別にそれを狙って保護したわけじゃないですけどね。

 

それではまた(^^♪。