一昨日5月29日、九州北部の梅雨入りが発表されました。
いやはやこれは菜園作業にとっては大誤算!
5日ほど前にジャガイモの記事を書いたばかりでした。
それから28日くらいまでは晴れで、インカのめざめの葉っぱは若干緑が残っているな、と、観察していました。
数日雨が来ることは予報で知っていましたが、その後に来る晴れ間(6月3日頃)に収穫かな、と、頭の中で予定を立てていたのです。
それがそれが!
29日九州北部梅雨入り(大事なことなので二度言いました)。
昨日30日は四国、中国、近畿、東海でも梅雨入り。
早すぎでんがな\(゜ロ\)(/ロ゜)/!
予想では6月初旬じゃなかったのですか⁈
そして今日、雨の晴れ間にジャガイモ畑を見に行ったら…。
(;一_一)まずい…。
雨のせいで土が目減りして、ジャガイモが一部外に顔を出していたのです。
こういうことは雨がなくても、ジャガイモが太ってくると起こります。
そして外に顔を出して光に当たると、皮が緑色になりソラニンという毒素ができるのです。
そういう事情で、今日の夕方の晴れ間に急きょ、インカのめざめを収穫しました。
ズボッとな。
この写真に写っている土はそれほどでもないけど、さらに深く掘ると水がしみ出してきて、土じゃなくもはや泥でした。
シャベルでざくざくやっていると間違えてミミズをざっくりやってしまうことがあります。すいません(;一_一)…。
こういうとき1997年に公開された『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の中のエピソードを思い出します。
チベットに映画館を建てようとしたのですが、そのために土を掘っているとミミズが出たと大騒ぎ。そしてミミズを殺さないよう、皆スコップで丁寧に土を掘るという極めて非効率的な作業をやりだすのです。
「ミミズが自分の親の生まれ変わりかもしれない」とか、言って。
仏教はいかなる生き物の「殺生」も禁じていますからね、
西洋的価値観から見れば非効率的なことを大真面目にやるチベットの人を見て、主人公(ブラッド・ピット)の内面にも変化が訪れる、と、言うエピソードでした。
それに比べれば家庭菜園でもこの体たらくの穢れ切っている私。
でも、クモとかカエルとかけっこう助けているのよ。
先日はアスファルトにいたカエルをマオの目の届かないところに逃がしてあげたし…。
地獄に落ちたらクモとカエルが助けてくれるかな、なんちゃって!
話をジャガイモに戻しましょう。
取れたジャガイモは水を含んだ土がべっとりついております。
泥を落としたらこんな感じです。
ずいぶん小粒ですね。
よくよく考えたら芽かき作業を忘れていました。
芽かき作業は大きな芋を作るために、芽を二三本だけ残してあとは引き抜く作業です。
きたあかりの方をやったあと、インカは後日と思ってそのまま忘れてた💦。
小さいのは皮つきで炒め物にしましょう。
サボるからそんなことにニャる(マオ)。
取れた芋のアップです。
真ん中に皮がどす黒くなっている芋が二つほどありますが、これがソラニンに毒された芋なのですね。
僕と違って黒いところがあるとだめなのね(マオ)。
尻尾子ピンのご機嫌さんで部屋を闊歩するマオ。
きたあかりの葉っぱはまだみどりつやつやで、収穫時は梅雨の真っ最中となりそう。
これまた大丈夫かな、と、今から心配です。
それではまた(^^♪。