以前書いたことがありますが、カクヨムで細々と小説書いています。
カクヨムコンテスト9は見事に爆死ですが、小説自体は現在も連載中。
にもかかわらず、また新たに別の連載小説を手がけちゃったのよね。
だってさ、2月22日に「猫」をテーマにした自主企画があったんですもの。
猫にまつわるものならエッセイでも小説でもなんでもOK。
その企画自体は3月7日に終わったのですが、始めたものは続けなくちゃね。
と、言っても完全な新作ではなく、以前完結させた小説を、猫目線でリライトするダイジェストVerになる予定です。
元の小説となっているのはこちら。
毒殺された後、霊体になって精霊王の眷属の黒猫とタッグを組んで真実を明らかにする話です。
はい、こちらACイラストを駆使して作ったイメージ画像です。
人間視点では書き切れなかったところを加えつつ、もう少しコンパクトにまとめていきたいと思っております。
第1話 こう見えても精霊王の眷属
私は黒猫、名前は適当に呼んでくれちゃっていいわ。
この世界を監視する精霊王フェレーヌドティナの眷属だけど、彼女からは、見た目も触り心地も完璧、と、お褒めをいただいちゃっているの。
彼女のことは「ティナ」って呼んでいるわ
彼女を愛称で呼べるのは私くらいなのよ。
ティナのひざ元であおむけになりのどをごろごろとならす。
そんなまったりした至福の時。
それを破る無粋な声がいきなり……。
「大変です、フェリ様! 死んだ公爵令嬢の魂が行方不明になりました!」
げんなりした私は目をこすりティナの横で耳を傾ける。
ちなみにフェリっていうのは『フェレーヌドティナ』の略称。
フェレーヌっていうのが精霊女王って意味ね。
「どういうことじゃ?」
ティナもげんなりした表情で質問。
無粋な声の主はティナの下について世界を支える四大精霊の一人。
幸運と苦難をつかさどるサタージュだけど、四精霊の中で一番まっすぐちゃんなので『サタ坊』と呼ばれたりしてるわ。
だって中身が坊やなんですもの。
外見はティナと同じ虹色に輝く銀髪を持った美丈夫なんだけどね。
続きは本編で……。
元の小説だとまず、バカ王太子のパーティ会場での婚約破棄宣言からでしたが、世界を統べる精霊からの目線なので少し変わりました。
よかったら読みに来てください。
第4話は本日20時10分公開予定。
なつかしの黒猫画像。
チビも今は霊体なのね。
前回の記事で黒猫にされてしまっていた黒豆柴の子犬との2ショット画像も放出。
それではまた(^^♪。