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壇ノ浦に沈んだ美女茜【草燃える】~歴代大河ドラマの印象に残ったオリジナルキャラ2~

歴代大河ドラマオリジナルキャラ第二弾。

前記事と同じく『草燃える』からです。

  

前回記事はこちら👇。

mishablnc.hateblo.jp

 

2022年大河の主人公・北条義時 

源頼朝を旗印として関東武士たちが打倒平家に立ち上がりそれは見事成功するのですが、政子の兄三郎宗時が討ち死にしました。

 

兄が戦死したことにより北条家の跡取りは弟の小四郎義時に。

 

2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公です。

演じるのは小栗旬さん\(^o^)/!

 

草燃える』でこの人物を演じていたのはだれか?

マツケンサンバ~♪ で有名な松平健さんです。

 

永井路子さんの小説『北条政子』の中では、政子の悩みを受け止め適切な助言をくれる頼りがいのある兄と比べ、空気読めない系の発言を繰り返し何考えてるのかわからないような人物に描かれていました。

(あくまで政子目線の小説です。)

 

ドラマではそれとは一味違う人物像で描かれています。

なにしろ松平健さん演じる人物ですからね。

女性とのロマンスも大河ドラマオリジナルでいくつも入っていました。

 

悲運の美女・茜(松坂慶子

物語を再び最初の北条政子源頼朝と結ばれる前に戻しましょう。

政子が頼朝に胸ときめかせていた頃、弟の小四郎義時も大庭景親の娘茜と恋に落ちていました。

(まだ伊東祐介(滝田栄)とも仲がいい)

 

しかし北条氏などが打倒平家に立ち上がる中、彼女の父大庭氏は平家方につきます。

いわばロミオとジュリエット状態。

 

平家が倒されると大庭氏も捕らわれの身に、義時は茜と一緒に頼朝に彼の助命を嘆願します。

 

「<(_ _)>お願いします、父を許してください(茜)。」

「(∩´∀`)∩あ~、うん、そうだな…(頼朝)。」

 

頼朝に嘆願をうけいれてもらえたことに喜ぶ茜。

しかし茜が帰った後、頼朝は義時に、

「あのな、やっぱり大庭の奴、許すの無理だわ。」

と、百八十度転換。

 

「( ゚Д゚)え~!今許すっておっしゃったじゃないですか!(義時)。」

「(;^ω^)いや~、彼女が美人だったから、ついな…(頼朝)。」

 

 頼朝、どうしようもねえな…。

女好きで妻政子の怒りをしょっちゅう買って、そのとばっちりは相手の女性や部下に及ぶエピソード多数…。

 

話を茜の父の戻すと、その後彼女の父は斬首されます。

助けてもらえると思っていた矢先、父の首がさらされているのを目撃した彼女の心情はいかばかりか?

 

傷心の茜を支えたのはもちろん小四郎義時。

二人は夫婦として一緒に暮らし始めます。

 

しかし先だっての対面で茜に目をつけていた頼朝は義時を任務で遠方にやり、そのすきに、買収した?者の手引きで屋敷に忍び込み彼女を無理やり手籠めにしたのでした。

 

義時が家に帰った時、茜の姿はありませんでした。

 

頼朝の蛮行(現代の基準で言えば性犯罪だな)で、義時に合わせる顔がなくなったと感じた茜。

彼女は亡き父のつてを頼りに平家のほうに身を寄せ建礼門院徳子に仕えていました。

 

そして源平の戦で平家は京を追われ、西国のほうに落ち延びていくのに同行し、その間に男の子を出産していました。

 

赤ん坊を抱きながら

「この子が義時様の子だったらどんなにうれしかったことでしょう」

茜はつぶやきます。

 

平家が敗色濃厚な中、周りの助言もあり、子の将来を考え、赤ん坊だけ鎌倉に送り届けます。そして彼女自身は壇ノ浦の戦いにて、他の平家の女たちとともに海に身を投げようとする直前、戦に参加していた義時と再会を果たすのです。

 

(ドラマチックすぎるやないかい!)

 

彼女を見つけた義時は引き止めますが、義時の制止を振り切って彼女は海へと身を投げそのまま浮かび上がってきませんでした(ノД`)・゜・。

 

北条二代目将軍のご落胤って設定かい<(`^´)>!

平家滅亡後、義時は鎌倉に送り届けられた茜の産んだ男の子と対面します。

 

この子はもしかして将軍のご落胤では? 

 

鎌倉中の人が事情を知り噂する中、姉の政子や強〇魔の頼朝の前で、

小四郎義時はきっぱり「この子は私の子です!」と。

 

男前や、男前やがな、小四郎義時\(^o^)/! 

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この赤ん坊がのちに御成敗式目をつくった北条泰時となるのです。

 

政子と頼朝の間の息子は二人とも暗殺され孫も殺されたり出家したりしていて血が途絶えています。

その代わりに、実は権勢を誇った北条家に将軍頼朝の血が入っていたのだよ、みたいな、ことをドラマオリジナルでにおわせたかったのかな?

と、推測もできるのだけど、頼朝クズすぎるでしょ。

いくら昔と事情が違うと言ってもやったことは、住居不法侵入の後の強制〇交(強〇orレイ〇)だろが!

 

北条の中に将軍の血が残ったのをロマンだとでも思ってこのエピソードをくわえたのなら、作った人の感覚がいくら「昭和」の「セクハラ」などもろもろの意識が低い時代と言えどキモすぎです。

当時中学生だった自分も茜がかわいそうでしょうがなかったので。

 

北条小四郎義時のドラマオリジナル・ロマンスの相手である三人の女性を書きたかったのに、一人目を書いただけで字数が二千超えちまった( ̄▽ ̄;)。

 

残りは次回にいたします.。

ではまた\(^o^)/! 

 

次の記事はこちらです。

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(作中・セリフはなにぶん昔のドラマで資料が少ないので、ブログ主の記憶に基づきわかりやすいくだけた感じのトークにしております。)

 

☆本日の癒し~私の子に触らないで!~☆

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 出産直後のまだガルガルと怖いユズです。