(いらすとやより)
三谷大河にワクワク
歴史的に果たした役割はかなりすごいのですけど、同時代の源頼朝や義経、あるいは北条政子に比べ知名度的にははるかに劣ります、一応彼らの縁者ですが。
しかも戦国時代以外の大河ドラマは当たらない、とも言われ大丈夫か、と、思ってましたが、けっこう話題のようですね。
三谷幸喜の脚本だと歴女のわたしだけでなく、私の付き合いでしか大河を見ない旦那でもセリフ回しなどが分かりやすくて面白いらしいです。
ドラマは始まったばかりで、北条政子と源頼朝もまだ結婚していませんが、この三谷脚本にてかの有名な北条政子の愛人宅襲撃をどう描くか、今から楽しみでワクワクしております(^^)v!
昔感覚では「悪女」だった政子
北条政子の夫で鎌倉幕府初代将軍の源頼朝の女癖の悪さは、以前同じく鎌倉時代を扱った『草燃える』の記事にてお話いたしました。
権力を持つ男が複数の女性を愛するのが当たり前だった時代。
しかし北条政子はそれを許容しませんでした。
そんな政子の行動および武家政権への貢献も昔の価値観では「悪女」と言われ続け、それを覆す小説を書かれたのが、この『草燃える』の原作者の永井路子さんです。
亀前事件
問題の事件をざっくり説明いたしましょう。
亀の前とは源頼朝の愛人で実は政子と結婚する前から関係がありました。
一度疎遠になったが、政子が長男の頼家を妊娠出産している間に、再び頼朝との関係を深め、頼朝は彼女を家臣の伏見広綱の宅に住まわせておりました。
それが父の後妻の牧の方からの告げ口で政子が知るところとなり、怒った政子は、牧の方の実兄の牧宗親に銘じて亀の前の館を襲撃させたのです。
どう描く?家臣団を巻き込んだ頼朝不倫劇
愛人宅を襲撃させた政子すごい
\(◎o◎)/!
と、見えますが当時は「後妻打ち」といって正妻が愛人、あるいは前妻が後妻の館を襲撃するのは珍しいことではなかったのです。
そして、その後の頼朝の行動がかなり情けない…。
文句を直接政子に言えない代わりに、腹いせに襲撃に携わった牧宗親を呼び出し、髻を切るという辱めを与えるのです。
その仕打ちに怒った北条時政(牧の方の夫で政子の父)は頼朝に見切りをつけ、伊豆に引き上げてしまいます。
家臣団まで巻き込んだ頼朝の不倫。
┐(´д`)┌ヤレヤレ。
浮気と言ってもあくまで将軍様のプライバシーじゃん!
なんて、不倫がばれた芸能人擁護のセリフみたいな言い方では、済まされないこのドタバタ劇。
三谷さんはどう描くのでしょうね。
しかも芸能人の不倫でも、より叩かれる妻の妊娠子育て中の浮気ですよヽ(^o^)丿。
永井さんの小説では、後妻の牧の方は政子のことを目の敵にしていて、頼朝の浮気の告げ口も嫌がらせのつもりでした。
今回の大河にて宮沢りえさん演じる牧の方はどうかな?
その性格と政子との関係性は?
そして、北条一族が伊豆に引き上げる中、主人公の義時だけは同調せず頼朝のもとへ残ります。
北条メンバーからすれば「空気読めよ!」的な行動をした主人公の北条義時。
どんなセリフ回しが展開されるのか?
ちょっと楽しみすぎるのですけどね!
☆本日の癒し~猫は浮気を許さない?~☆
猫は「乱婚制」なので、猫同士で嫉妬することはそんなににゃい(マオ)。
でも人たる下僕の浮気は許せないニャ(マオ)。
すいません💦。
ブログ主は動物見るとナデナデしたくなるたちなので(;一_一)…。
それではまた(^^♪。